初めてのズッキーニ

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ズッキーニ
自家菜園

――2023年5月23日(火)。

 桃の袋がけ初日の帰り道。畑でズッキーニを一本採った。3月13日に発芽を確認したズッキーニである。僕はズッキーニはそれほどな人で、この野菜を作るつもりが全く無かった。けれど、とある人物のリクエストのお答えして作ってみて、今日もサヨリは元気です。

――ズッキーニが欲しい。

 昨年、もらったズッキーニを右から左の勢いであげた人がいる。大きなズッキーニを手に持った顔が、まるでお年玉でも貰ったちびまる子ちゃんのようであった。そんなに嬉しいのならばと、その場で来年作ってみるわと約束した。気が向けばの条件付きで。

 これも何かの縁なのでしょうな……気まぐれで種を植えたズッキーニは、僕の畑で一番元気に育っている。そのズッキーニの収穫が始まった。やってみると出来るものだなと我ながら思う。

――ズッキーニはニコイチ。

 風の噂でズッキーニが場所を取る事を知っていた。たくさん採れても後が面倒。だから1本だけ育るつもりであった。けれど、ズッキーニはニコイチだと口を酸っぱくして知人に言われた。その根拠も理由の語らない。そうだから、そうなのだ。だからそういう事なのだろう。その理由を僕は後に知ることになる。

――朝早くに人工授粉をしないとズッキーニの実は採れない。

 ニコイチの人がそう言った。朝から畑ですって?。そんな暇は僕には無い。イチゴだって何だって、うちの野菜は勝手に出来るものだ。聞く耳持たず、僕は人工授粉などしなかった。ズッキーニの花が開いた姿も見たことが無い。それでも実ったズッキーニである。チョロいなと少し思う。

――ズッキーニは、片方だけしか花が咲かない。

 その話を桃畑で訊いたのは、つい最近の出来事である。桃の奥さんからの生情報。つまり、信頼度は高い。どうやらズッキーニというのは、雄花ばかりとか、雌花ばかりしか咲かない習性があるらしい。それでニコイチですか……合点がいった。

 人間にそれぞれの事情があるように、ズッキニーにも事情があるのだ。野菜の世界も奥が深い。初めての実は小さいうちに収穫。どの野菜でも僕は基本そうである。だから、大きな花弁が取れたら素早く収穫。初めてのズッキーニは、友人からのスイカと一緒に同僚ワーちゃんにあげた。掘ったばかりの男爵芋と干していたタマネギも。これでカレーでも何でもお好きなものを作っておくれ。

 ズッキーニと男爵芋を収穫した日。ランダムに植え付けたひまわりの活着も確認した。

見た感じ、これだけ元気なら大きな花を咲かせるだろう。スイカのサプライズで驚かされた友人を、今度は僕からのひまわりをお返してあげないとデス(笑)。

コメント

  1. ズッキーニさぁ、どっちも雄花だったりってこともあるのかなぁ?( ´д`)

    • なんかねぇ、雄花と雌花の花が開くタイミングが違うみたい。そんなの関係なくズッキーニがボコボコと出来ています(汗)。

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