自己満足の為に苺苗は何株必要?

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よつぼし収穫
雑記・覚書き

――2023年5月1日(月)。

 これから1ヶ月ちょいの間、極み早出の日々が続く。午前中に仕事を終えて、1時~5時で桃の摘果作業に入る。休めるのかどうかも状況次第。曜日感覚が想いで迷子になりそうだ。取りあえず、今日が月曜日だと覚えておこう。

 この記事を書いているのは、こちらの時刻で月曜日である。皆さんがこの記事を読むのは木曜日頃になるのだろう。道中で、必ず一度、息絶える事を想定しつつ、記事のストックを書く溜めている。お休みだって時には必要なのだから。とは言え、未来に向けて記事を書くのも面白い。それもこれも大人の事情という事で、今日もサヨリは元気です(笑)。

――桃の摘果初日。

 去年は4~5人で行っていた筈の桃の摘果。僕と奥さんとだけしか居ない現実が不思議です。終わるのか?、おい!。一段上の桃畑では、けたたましい音を立てながら、師匠が大型トラクターで草刈り中。ホーホケキョ、ケキョ、ケキョ、ケキョ、ヶ?……。音痴のホトトギスは今日も音痴であった。そんな鳴き方じゃ、彼女なんて出来ないぞ、がんばれ!ホケキョ。そんな気にもなる。

――桃を眺めて我思う。

 忘れてしまったのかと思いきや、肉体労働の経験は案外身体が覚えているものである。全自動で体が勝手に仕事を始める。思考回路がフリー状態、しめしめであった。下手っぴウグイスの雄叫びをBGMに、僕は執筆中の小説のイメージを練り始めた。一粒で二度美味しいとはこの事である。動きながら4時間ガッツリと思考ダイブ出来るとなれば、この仕事も悪くない。3日後に同じ事が思えれば安泰だ、思えればな……チョロQは一度下がってから進み始める。だから何でも前向き。そう言う事です(笑)。

 おやつの時間にはコーヒーブレイクがある。冷たい缶コーヒーを貰って世間話に花を咲かせる。今日のお題は苺であった。

「苺、成った?」

「苺、成った」

「あれって、どんだけ株が必要なんだろうね。僕んとこは少ないから、ひとりの楽しみで食べてる。1日、1粒とか」

「そうそう、うちも大きなのが出来たら孫にあげる感じよ。何株植えてるの?」

「3株」

「それじゃ、全然やね」

「そう、全然。奥さんとこは?」

「30株くらい。で、品種は?」

「よつぼし」

「……。」

嘘やん、無反応であった。ごめんね、知らなかった?。会話の火種が空前の灯火である。いかんなぁ、ガソリンをくべなければ休憩が終わってしまう。ガソリン、ガソリン。

「30株あったらどれくらい苺が採れる?」

「10個から20個くらいかなぁ」

「いーなぁー」

「ランナー増やしたら、一時、もの凄い数になって困ったから30株に抑えてる」

「そんなに増えるの?」

「そんなに増えるで(ニヤリ)」

 小悪魔のような笑顔に悪巧みが働いた。うちのは3株、相手は30株。共にランナーは嫌でも伸びる。それは新株が量産出来るという意味でもある。お宅のザク、貰っても良いですか?。こう言うのって聞いても良いのかね?。ちょっと思って飲み込んだ。

 だってそうでしょう?、うちの畑、どう考えても過密状態になってしまう未来あるから。きゅうり、ナス、ピーマン……土日の雨で植え付けした苗が活着に成功している感じもある。ズッキーニとカボチャに至っては戦闘態勢に入っている。こいつらはヤル気満々である。

 今日分かった事。それは、プロでも自己満足に必要な苺の株数は30株以上。ちなみに、昨年、3度目の実を成らせたプチトマト。冬にハウスが破れて4度目のシーズンを向かえる事が出来なかったそうである。今年も記事にしようと思っていたのに残念である。今年こそは自力でトマトを作ろうと思う。タネからだから苗だけは売るほど作れた。『下手な鉄砲も』でやってみよ。

じゃ、また明日(笑)。

コメント

  1. 毎日、お疲れ様です。去年は4~5人が2人とは気の毒な…。農家さんの人手不足、どうにかならないのかなって思ってしまいます。。こちらは新茶の季節。僕は知人から急に召集されて、お茶の仕事のお手伝いをしています。新緑の香りが良いですよ。忙しいとは思いますが、しっかり飯を食って体を労って大事にして下さい。体が資本!(笑)

    • ありがとうございます。中国の人が手伝いに入っていたようですが、コロナになってから国に帰ったらしいです。入国規制も緩和されましたが、昔と違って日本は時給が安いそうで…。マコトさんもお茶のお手伝いお疲れ様です。しっかり飯食って頑張ります(笑)。

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