犯人は誰なのか? 小玉スイカが割れました

畑の話
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 甘いスイカを作るには、水を切らねばなりません。

 とはいえ、雨が降ればスイカは割れる。急激な水分増加にスイカの皮が耐えられないからだ。それは、幾度も体験済みで、水を切るタイミングこそが重要だ。つーか、いつもそう、いつだってそう。こんなの毎年、運だめし。必要なのは、スイカにかける思いやり。それと、水を切る思い切り。

 うちのスイカも、頃合いだ。スマホを開いてヤフー天気を確認すると、週間予報はずっと晴れ。当分、雨の気配なし。ここぞとばかりに、スイカの水切りに打って出た。日曜日のことである。

 それに合わせて、他の野菜たちへの水やりも控えよう。甘やかすばかりでは、野菜は強く育たない。それほどまでに、過酷な夏の予感がする。最悪、ため池の水切れも想定しないと。そうなれば、お手上げだ。だから、草を刈るのも封印しよう……裸の土では、保水力が落ちるから。

 この先に水不足があるのなら、たとえ相手が雑草だろうと、気軽に手を組む僕である。昔から「昨日の敵は、今日の友」と言うではないか。思えば、それ。何年も耳にしたことがないけれど、これはすでに死語なのかい? 昔なら、同じくらい耳にした「武士の情け」とか「千里の道も一歩から」も聞かなくなった気がしている……。

 話を戻して、スイカに異変が起こったのは火曜日のことである───なんてこった……畑に行くと、スイカがぱっくり割れていた。水切り以降、雨の形跡はまるでなく、そうなれば、連日の強い日差しが原因なんか? 少し気になったのが七夕だ。短冊にお願いごとを書いてない。でか、七夕飾りすら見ていない(汗)

 さりとてスイカの前で、ボーっとしていても始まらず、先ずは被害の調査から。できることなら割れたスイカは、この一個でありますように。

 スイカの実の総数は23個。それを一個ずつ目視する。すると、三個のスイカが割れていた。まぁ……どれもこれもが、ぱっくりと。気持ちいいほどの割れっぷり。割れたスイカに近づくと、すでに異臭を放っていた……なんだこれは。めちゃ、臭い!(汗)

 支柱に結んだ紐を解き、実と蔓を切断すると、ずっしりとした重みを感じる。せっかく、ここまで育ったのに……。とはいえこれらは、栄養泥棒。すぐさま摘果するべき存在なのだ。そう割り切って、摘果した。3つのネットは、新たなスイカに施した。これで、総数23個に変わりなし(笑)

 カラスの可能性も考えた。けれど、こんな割れ方などしないだろう。だから、カラスは無実である。幾重にも、天空に張り巡らせた、黒テグスが結界として機能している証拠だよ。これはこれで、よしとする。

 カラスと雨の線が消えた以上、強い日差しが有力な容疑者となる。犯人は、お前なの? でも、大丈夫。怖くない。僕には、強い味方があるのだよ。

 今現在、イチゴを守る遮光ネット。それは、茶熊さんからの秘密兵器というか、愛というか……それを明日にでも、スイカのやぐらに使ってみよう。割れた原因が強い日差しであるのなら、遮光ネットが最も効果的なのに違いない。だって、そうでしょ?

 まだ、スイカは生きている(笑)

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