ホーム桃太郎をポット苗ごと植えつけた。

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ホーム桃太郎
自家菜園

――2023年5月11日(木)。

玉ねぎを抜いた畝が寂しさを増した。やっとくか、どうせやるし、やらないとイケないし……。じゅんこ、まさこ、ももえ。畑のアイドル達が卒業し、空っぽになった畝をサツマイモ用に立て変える。『フッ……』オカンは鼻で笑うのだけれど、僕は畝を耕さない。微生物の生態系を崩さない不耕起栽培を重視しているからである。だから、スコップで土中に空気を入れたらセット完了。10分も掛からぬ作業であった。

 最後の仕上げは黒マルチのみである。この物価高に無理は禁物なのだから、玉ねぎで使用済みの穴あきマルチに再び頑張って頂くとしよう。あまり知られてはいませんが、これは政府が推奨しているとかしないとか。そんな異次元の節約手法で、今日もサヨリは元気です。

 これで畝はスタンバイ状態に入った。いつでも僕のガンダムは出撃可能。雷電と共に羽ばたく態勢も整った。僕の中のわがまま天パが「アムロ、行きまぁ~……せん?!」って、何でなん!。

だってそうでしょう?、ワーちゃんが芽出しさせたイモの葉の成長が、おぼつかないから植えられない。植えられないから何も出来ない。けれど、何も無い畝は面白味に欠ける。だから、行きつけの苗屋で10本ほど坂出金時の苗を買おうと思う。どんな舞台であろうと、舞台には女優が必要不可欠なのだから(笑)。

――さて皆さん、今日は畑で3つも記事ネタを見つけました。

 だから、例によって、例の如く。今日から数日間は続きもの。同じ日の話を数日に渡って書きます。今回の主役は大玉トマトのホーム桃太郎くん。誰とは言わぬが綺麗な太郎くんの方である。

とは言え、昨年のトマトは根こぶセンチュウにやられて散々であった。トマトは誰にでも簡単に作れる筈のに、そう聞いていた野菜なのに、僕のトマトは日の目を見る事が一度も無かった、何でなん?。残念であった、無念であった、何でやねんであった。

 だから今年は気合いが違う。このままでは終わらせない。このままで終わらせる筈が無い。去年の失敗などは、湘南乃風行きのバスの後ろに括り付けて、サンメッセの周りを2、3周でもさせれば、少しはマシになるだろう。倍返しだ!。

――だからこの夏は、トマトの苗4本で勝負に挑む。

 畑の教科書に従って、ポット苗ごと畝の中へ。こいつは初めての試みであった。ポット苗の深さまでトマトの根っこは外に出られない。出られないから土中の深い位置から横に根を張らせる方法である。水を嫌うスイカの砂袋栽培と同じような理論なのだろう。その手法が実に理に叶っていると僕は思う。この畝なら連作障害も無いだろう。実割れさえなければ立派な大玉トマトが出来るはず。そのトマトの茎は、縄で吊り下げるつもりである。

 あれだ……今年は全部吊り下げる。何でもかんでも吊り下げてみたい。トマトも、キュウリも、ナスも、ズッキーニも、なんちゃって吊り下ろし栽培なのである。吊り下げ高さは150cmくらいにコンパクトにまとめるつもり。今年は台風が多そうな予感がする。無駄に高くしても後が困る。だから今年は吹き飛ばされ覚悟で挑もう。飛ばされなければラッキーくらいで丁度良い。

――友よ、雷電の中で見ているかい?。

 1年掛けた野菜補完計画が幕を開ける。雑草、もみ殻、米ぬか、そして愛。そのスパイスを1年間入れ続けた結果の今である。だから土への自信はたっぷりあった。問題は病気と、害虫と、切なさと。ふと、キュウリの苗に目をやると、憎い奴らの姿が見えた。オイ、そこのバカップル!。ひとの畑でイチャイチャしているウリハムシを許すマジ。

 この時を待っていた。その為に、その為だけに持って来たのだ、『けんこう福竹』をとくと見やがれ!。うちの女神の最終兵器を今すぐキミらにお見舞いしてあげよう。けんこう福竹の原液を、無言で僕はジョロの中へと注ぎ込む。日没まで30分。下手くそに鳴くウグイス。電柱の上から様子を伺うカラス。刑事犬カール、名犬ラッシー、愛犬ジョリーらと日課を楽しむ住民たち。その裏で、ウリハのバカップルとの戦いが、雷電さえも交えながら静かに幕を開けた……。

 じゃ、また明日(笑)。

コメント

  1. カールとラッシーとジョリーが登場した‼️

    • あっ、定春忘れた‼️

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