今夜は442年ぶりの皆既月食と惑星食が同時にみられる夜、次回は322年後。

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見上げる猫
雑記・覚書き

───2022年11月8日。

今夜の皆既月食は特別である。

月食と惑星食とが同時に起こるのだ。そんなの聞いたことの無い現象である。それだけで何かお得な感じする。今回は皆既月食の最中に天王星が月の中へと姿を隠す。

───天王星ですか?・・・見える気がしない。

日本史において、昨今、月食と惑星食とが同時に見られたのは、天正8年6月15日(442年前)の出来事。つまり、みんな大好き戦国時代に起きた天文ショー。それは、古文書「家忠日記」にも明記されている。当時の惑星食は、土星が月の中へと身を隠したのだとか。

───肉眼で土星は見えるもの、戦国の空の透明度は高いもの、当時の人々の視力だって良かっただろう。そりゃ驚いたに違いない。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、伊達政宗、真田幸村、傾いて候の前田慶次。

月食の仕組みなど知らぬ戦国武将らは、欠ける月に何を思ったのだろう。恐怖だろうか?、不安だろうか?、それとも吉兆の表れか?。記録が残っているくらいなのだから、ただ事では無い雰囲気を味わったのに違いない。

───混乱の世は今も同じ。

令和の今は世界的に乱世である。

戦争、疫病、天変地異。とんでもない時代に生きる僕らの目に、太陽と地球と月と天王星(太陽系7番目の惑星)が一直線に並ぶ宇宙の大スペクタクルは何を思わせてくれるのだろう。

ウジウジ考えても始まらない。ここは、ポジティブ思考で、ぱぁ~っと皆既月食を楽しむなんてどうっすか?。天を仰げば見られるし、鑑賞料はもちろん無料。

───食の始まりは今夜6時9分頃から。

ご飯のあとで風呂の前、そして寝るにはまだ早い。とてもタイミングの良い時間。何か良いことあるかも知れない。きっと良いことあるだろう。

夕食後、ぶらり散歩気分で月の満ち欠けを眺めるのも、天体望遠鏡を使ってガチで観測するのも、YouTubeでライブ配信して小遣いを稼ぐのも、与野党交えてお偉いさんらが日本の将来を語り合う風流な妄想は、夢のまた夢。

───せめて、月にかわっ…いや、何でもない。

兎にも角にも、次のチャンスは322年も先の話で見なきゃ損な天体イベント。

折角だから、大好きな誰かとお月様を眺めながら語らう時間を楽しみましょう。だってそうでしょう?、「月が綺麗ですね」と言えるチャンスだもの。僕は愛猫サヨリの散歩の途中で月を眺めようと思います。お団子の代わりにちゅーるを持って。

以上、キジとらからの号外に今夜のツイートを添えて(笑)。

コメント

  1. ついったぁが( ´-` )エモ♡かった。
    可愛くてリツイートしちゃったけど、サヨリさん激ペコだったのね(о´∀`о)

    • この後、びんちょうまぐろの短冊を切り分けて食べました。初めてのエモい頂きました(笑)。

  2. はい?、今日?。先日、母が言ってたような気もするけど‥。すっかり忘れてました‥。今日は珍しく、病院の外来予定時間が午後。6時過ぎからなら間に合うし、そうとわかれば、私もお散歩に行こうっと。素敵な号外、ありがとうございました。

    • こんばんは。今夜の月食は如何でしたでしょうか?。まだ天文ショーの途中ですが、サヨリさんの胃袋が限界なので帰って来ました(汗)。月食の残り半分を僕らの分までお楽しみ下さい(笑)。記事に今夜のツイートを追加して置きますね。

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