新聞紙を42回折ると、その厚さは月に届き、100回目には宇宙の果てまで届く

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雑学・トリビア・うんちく
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───日常に潜む0.1㎜

誰もがその存在を知り、誰もがその存在に興味をもたない。ニュース、お悔やみ、テレビ欄。昭和おやじの通勤の友と言えば?。そう、新聞です。新聞紙1枚の厚さは僅か0.1㎜。一回折ると0.2㎜、もう一回折ると0.4㎜…。それを繰り返すこと42回目、その厚さは地球から月まで届くまでに成長を果たします。

───うそー!

新聞紙の話とこのセリフにピンと来たアナタ。そりゃもう、お友だちです。そう、月9。ドラマ「やまとなでしこ」で発した松嶋菜々子のセリフ。「男は金」じゃない方の。

欧介:「これをさぁ、こうやって折り畳むでしょ。もう一度折って、さらに折って、そうやって、42回折り畳むとすごい厚みになって、新聞紙の厚みだけで月まで届いちゃうんです」
若葉:「うそー!」
欧介:「ほんと。0.1ミリかける2の42乗で、約40万キロメートル」

フジテレビ ドラマ「やまとなでしこ」第十話より引用

「やまとなでしこ」は松嶋菜々子の代表作であり、トップ女優の座を射止めた作品でもある。新聞紙は二の次だった。まずは菜々子。菜々子ありきの時代だった。時は流れ、ある者が気づく。記事ネタになると。こぞって新聞紙のエピソードを記事化した時期があった。

2010年頃の話だ。

かく言う僕も前代ブログで記事にした

僕も前代のブログで記事にした。アプローチは異なるが同じような記事だった。1回目、ゾウリムシの体長。2回目、人の卵子の直径。…35回目、月の直径を越える。37回目、地球の直径を越える…。表にして数字を並べ検証するような思考実験記事だった。計算しながら「ほ───!」とか「へぇ───!」とか声が出た。新聞紙スゴっ!。妙な興奮状態になったのを覚えている。

───さらに計算を重ねると

  • 44回目、太陽の直径を越える(1,392,700 km)
  • 67回目、1光年を越える(約9兆5000億km)
  • 88回目、アンドロメダ銀河に到達(約250万光年)
  • 100回目、地球から観測可能な宇宙の距離を越える(約134億光年)

ざっくりこのような計算になる。日頃見慣れた新聞紙が天元突破した瞬間である。新聞紙を折る。ただそれだけの事でイメージが大きく膨らむ。ロートルな僕でさえ軽く興奮するのだから、若き人たちへの脳の刺激は想像を絶するだろう。

たまには、このような思考実験も面白いかも知れない。

───最後に面白いYouTube動画をひとつ

YouTube動画【From Nico】ロボットの大きさ比較 174作品を並べてみた【ミクロマン~グレンラガン】は、これまでアニメされたロボットやウルトラマンなどの特撮ヒーローの体長を比較した動画だった。そのアイディアはありきたり。そう思いながら見始める。

身長57m、体重550t♪。これは、昭和のロボットアニメ、コンバトラーVのEDの歌詞である。57m程度では驚きはない。ダイターン3の120mも割と有名。しかし、地球クラスのロボット登場で様相が変わる。最終的に観測可能な宇宙よりも巨大なロボットまで登場したのだ。

───もうね、良いのかコレ

って話になった。それが天元突破グレンラガンを知る切っ掛けとなる。ぼかぁ~ね、真っ先に聞いたね、息子に。

───宇宙よりも大きなロボットって何?

って。平然と「ああ、銀河投げつけるヤツね」と返事が返る。僕の想像の域を越えている話で全くイメージできない。だから見ましたよ、天元突破グレンラガン。

───燃える太陽この手で掴みゃあ、凄く熱いが我慢する!!

熱血馬鹿ロボットアニメだった。

それが第一印象。昭和の香りがプンプンしてた。だってそうでしょう?、ドリルだもの。何処かで見たような雰囲気に、最初は全然面白く無かった。ずっと我慢して見た。結局、劇場版まで観た。郷ひろみだった。アーチチ、アチ♪、うん、この熱量は漢の物語だった。

何が言いたいのかと言うと、

───男の子はグレンラガンを一度でいいから見た方が良いよ

って事。

───人類とは何か、進化とは何か、文明とは何か、そして愛とは何か

このアニメは少年の想像力を豊かにしてくれます。そして、劇場版スタッフスクロールで泣きます。もう、ドラ泣きです。黒背景に線画が動いているだけ。世界で最もシンプルな演出に涙が止まらない。未だに人気の高いロボットアニメなのも頷けます。

ご興味の湧いた方は是非チャレンジを。

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