趣味の企業ホームページ巡りの旅。今回はいつもお世話になっているヒガシマル醤油さん。レシピや商品情報を見て回り、「知る・楽しむ」からCMのコーナーヘ。聴きなれたうどんスープのCMでフリーズ。西日本と東日本で歌詞がちがうのかと。聴き比べると確かに違う。西日本の「鍋焼き」が東日本では無く、東日本の「たぬき」が西日本には存在しない。たぬきうどんは天かすを入れたうどんメニューである事は、恐らくであろうが西日本の人間も知っているだろう。
「うどんかぞえうた」YouTube動画から比較
【東日本編歌詞】
きつね、たぬき、天ぷら、月見、お肉、ヒガシマル、うどん、うどん、うどん、スープ、フーッ♪
【西日本編歌詞】
きつね、月見、天ぷら、お肉、鍋焼き、ヒガシマル、うどん、うどん、うどん、スープ、フーッ♪
少なくとも昭和のドラマでたぬきうどんを耳にする事がよくあった。四国と九州の文化しか知らないのだけれど、どちらも「天かすはご自由に」というスタンスだった。うどん県でうどん屋がたぬきうどんと称して提供しらたら…お客が来なくなる気がする。家庭や喫茶店なら全然ありなのだけれど、天かすを作る手間ヒマを考えれば作らない方がましでもある。
これらの事から、ヒガシマルうどんスープのCMで歌詞が違う理由は「たぬきうどん」が西日本に存在しないからである。ちなみに、挿入歌「うどんかぞえうた」を歌うのは、知久寿焼とうどんオールスターズ。知久寿焼さんは1990年(平成2年)に「さよなら人類」ヒットさせた「たま」の知久さん。イカ天です。
もうね、この歌は女性が歌っているものだと。演歌界の誰かが歌っているとずっと信じていたのですから驚きです。さらに、さよなら人類の歌い出しは、「二酸化炭素をはきだして あの子が呼吸をしているよ♪」。ひとつ前の記事で扱った炭酸と繋がるミラクル。どちらも夢にも思ってませんでした。
ちなみにヒガシマルのちょっとぞうすい。コロナ禍での倹約生活に一役買ってもらいました。ちょっとぞうすいは、かに、さけ、とり、松茸、ふぐ。現在5種類がラインナップ。かく言う僕は、ちょっとぞうすいが大好きで、数年に一度、風邪やインフルで熱が出た時なんかはちょっとぞうすいで療養するのです。
その中でもお気に入りは「かに」。アツアツの雑炊の上から生玉子を勝ち割って、玉子かけご飯の要領でかき混ぜて、セルフでフ~フ~しながら食べるとまことに美味。「うま!これだよ、これ!!」。寒い日の夜食としては何度も食べましたし、食べてます。試しにヒガシマルうどんスープで作った経験もあるのだけれど、これも「板長を呼べ!」海原雄山も微笑むレベルでおススメです。
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