この木、何の木、気になる木
───冬は土づくりの季節。落ち葉を集め米ぬかや籾殻もみがらと混ぜて畑の隅っこで腐葉土をこさえる。時折、天地返しをしながら発酵状態を確認する。掘り返した落ち葉を触るとポカポカで、目に見えない微生物たちの息吹を感じるのも不思議です。それに加えて土管の移動。スクーターでボチボチと運搬するのだけれど、中々どうして、畑に向かう回数を重ねなければ必要本数に達しない。必然的に回数を踏む事になる。今日はそのついでに麦を踏んだ。そんな畑の道中でいつも気になる木があった。大きな黄色い実をつけた木。だってそうでしょう?、その実は採るの?、それとも採らないの?。文旦、カリン、それともザボン?。この木、何の木、気になる...