2016年4月14日21時26分に発生した、熊本地区を震源とした地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
「キジとら」は、主に猫の話題と諸々なお話を書いているブログです。それに付随してTwitterも始めました。最初は、おっかなびっくりでスタートしましたが、一か月も続けている間に沢山の猫を飼う人や猫好きな人との出会いがありました。そんな中であの忌わしい地震が起こりました。
猫を探して下さい!熊本地震Twitterでの現実
熊本出身だった事もあり、まずは親せきの安否確認をしながらTwitter(Twitterアカウント(@kijitora_sayori))から熊本の情報を収集していました。熊本の現状や被害状況などをタイムラインで見ているうちに、
- 地震で驚いた猫が逃げてしまいました。
- 猫を探して下さい。
そのようなツイートが目に留まります。私も可能な限りの拡散を行いましたし、全国のTwitterユーザーも少しでも、近くの人へ飼い主さんの声が届くように祈りながらRTをした事でしょう。ですから、
- 猫が見つかりました。
- 猫が帰って来ました。
というツイートを見かけるたびに嬉しい気持ちになりました。そこで、未だ見つからないペット探しのツイートをまとめるブログ記事も登場しています。Twitter、Face Book、ブログ、ホームページ、BBS…如何なる手段であれ、今は、情報を拡散させて猫ちゃんが見つかる事が先決なのですから。
その一方、過去の震災を経験された方は、別の角度からのアドバイスをツイートされていました。それが、猫の探し方です。
経験者からのアドバイス!地震に驚いて逃げた猫の居場所
私のように猫を飼っているものの、地震の経験の無き者ではアドバイスのしようがありません。過去の震災を経験された方の情報には説得力があります。そこで、今日から熊本地震までにツイートされた逃げた猫への対処法を先ほどまで調べて見ました。その結果、2つの共通点がありました。それが、
- 猫の行動範囲は狭い事
- 猫は逃げたのでは無くて、家のどこかに隠れ居ている事
です。
数年前にネットで話題となった、猫にカメラを取り付けて行動範囲を調べる実験からも、飼い猫のパトロール範囲は非常に狭いという結論に達しています。その行動範囲は、猫が住む家を中心とした半径200m以内と狭い範囲で行動しています。
これらの実験結果からも、非常に近い場所に愛猫は隠れている可能性が高いものと思われます。そして、過去の震災経験者からのツイートでは、
- 軒下
- 押入れ
- 部屋の隅
- タンスの中
など、人目に付かない狭い場所に隠れていたという体験談もあり、飼い主さんが住んでいる家の中と庭とを探して見るのが一番かも知れません。しかし、まだ余震の心配もあり、二次災害になっては本末転倒です。地震(余震)が落ち着くまでは、絶対に危険な行動は控えて下さいね。
過去の震災を経験された方の話では、猫は非常に臆病な生き物だと言います。それゆえ地震に怯えた猫は、大好きな飼い主の声が呼ぶ声が聞こえたとしても、自分が安全だと信じた場所でじっとして動かないそうです。ですが、我が身の安全を確信すると、何事も無かったような顔をして飼い主の前にひょっこりと帰って来るそうです。
今は、猫ちゃんも余震に怯えていて、自分の信じる安全エリアから出てこられないのかも知れません。現在、家に住まわれている方は、毎日、ごはんをいつものお皿に入れて置く。飼い主さんが、どこかの避難所へ非難されている飼い主さんは、お家の前に餌を入れたお皿を置いておく。シンプルな方法ですがこれが一番良い対応なのかなぁ~。
経験者の方のツイートを読みあさりながらそう思いました。
過去の震災経験者の方々のオリジナルツイートは、Twitterの検索窓に、
- 「熊本 猫 逃げた」
- 「熊本 猫 探す」
- 「熊本 猫 消えた」
- 「熊本 猫 逃走」
などのキーワードで簡単に見つける事が出来ます。皆さんの愛猫ちゃんが、一日も早く飼い主様の所へ帰って来られる事を、心よりお祈り申しております。
微弱では御座いますが、そのようなツイートを見つけ次第、RT(リツイート)するよう心掛けています。
4月21日追記情報:猫が見つかる時間帯
猫が普段「起きている時間帯」を思い出してみましょう。
一日のほとんどを寝て過ごしている猫が、いつも活動している時間帯に探すのがベストです。たとえば「毎晩18時にごはん」など、一日の生活リズムができている場合その時間になるとお腹がすいて動き始めるということもあるようです。飼い主さんの探す都合にもよると思いますが、「ねこてっくす」のアンケートの結果、発見される時間帯は、夕方から夜遅く・早朝にかけてが多いです。
ねこてっくす:迷子猫のさがし方より引用
昼間はゴロゴロして、夜になると活動的な猫の生活パターンから察すると、夜に猫が発見出来る可能性が高いのもうなずけます。ですが、自震災害に加えて防犯の面からも、夜の捜索は控えて下さい。特に子供だけ、女性だけでの深夜の行動は絶対にやめましょう。
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