熊本地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
熊本地震避難所ではペットは原則禁止?。
「犬がいるので避難所に入れないので外で寝ました。」
これは、今日のニュースの一コマ。テレビで見られた方も多いのでは無いのでしょうか?。その場に自分が遭遇したら、きっと同じ行動をとっているだろうと思います。家族は避難所に入ってもらって、自分は猫と犬と一緒に野宿するだろうと思います。私は男ですし体力にも自信があります。2~3日ならそれも我慢できるでしょう。でも、それが、一週間、一か月と続けばどうでしょうか?。
熊本地震避難所ではペットは原則禁止
今の現状では、人命優先は当然の選択肢であり、ペットは二の次。それは決して非難される事ではありません。それは十分理解出来ますが、何らかの対応策は無いものかと調べて見ると、ペットの一時預かりを実施している団体の存在を知りました。もし、避難所の近くでペットと野宿をしている方がいらっしゃいましたら教えてあげて下さい。
Twitterからの追加情報
RT 『『熊本市益城町は犬や猫の同行、同伴避難が出来ています。一緒に避難所に来てください。』①』
⇒ https://t.co/em0GroHyka— sakumama0824 (@sakumama0824) April 16, 2016
一時預かりなどを実施しているペット支援団体一覧
熊本市動物愛護センターさん
熊本市 動物愛護センターさんが
迷子犬猫の 緊急電話対応をして下さる との事。 pic.twitter.com/hVhhAG0oIk— kuriyama (@mod_uk) April 16, 2016
ペット災害対策協議会さん
現在、一般財団法人「ペット災害対策協議会」が行政機関や獣医師会などと連絡をとってペットの救護活動支援の準備を進められています。
(被災地周辺のトリミングサロン・ペットホテル)
一般社団法人日本ペットサロン協会から情報提供がありました。被災地周辺のトリミングサロンやペットホテルのリストです。なお、正確な情報がつかみきれないことから、網羅的なものではなく、一部に営業をされていない店舗も混じっているおそれがありますのでご注意ください。
リスト(PDFファイル)
ペット災害対策協議会 お知らせ・プレリリースより引用
上記は、4月15日(金)16時現在の情報です。ペットホテルの情報をまとめられています。最新の情報が入り次第、情報変更を致します。
ドッグレスキュー熊本さん
ドッグレスキュー熊本です。
昨夜の熊本県で発生した地震で、家の崩壊等で一時的に飼養出来なくなってしまった犬を当団体にてお預かりいたします。
また、地震により迷子になっているような犬を保護された場合も当団体でお預かりさせていただきます。
なお、事前に午前10時〜午後4時までに096-233-9119にお電話ください。
また、受付時間も午前10時〜午後4時までとさせていただきますので、ご了承ください。
場所は、熊本県菊池郡菊陽町原水2861-1のDOG RUN CAFE ひなたぼっこ 内です。
どうぞよろしくお願い致します。
ドックレスキュー熊本さんでは、飼い犬の一時預かりと迷子になった犬を保護されています。上記の情報は公式FaceBookより引用させて頂きました。また、公式ホームページはhttp://www.setup-jp.net/drk/です。犬を飼っていて避難所に入れなくてお困りでしたらご相談してみては如何でしょうか?。
車中で待機している皆様へ
避難所に入れずに車中で過ごされている方も多い事でしょう。気兼ねなくペットと一緒にいられる環境は整っています。しかし、同じ姿勢で長時間いると、エコノミークラス症候群の危険性があります。エコノミークラス症候群は血管に血栓が出来てしまう症状で、最悪死に至る恐ろしいものです。
過去には2009年の新潟中越地震で、車中泊を続けていた女性がエコノミークラス症候群で死亡したケースもあります。
エコノミークラス症候群対策として、4~5時間おきに、車中から出て、手足を伸ばして下さい。
平成27年度 熊本県地域防災計画より
平成27年度 熊本県地域防災計画 一般災害対策編(PDFファイル:5417キロバイト)
以下、PDFファイルから抜粋します。
4.一般住民に対する防災知識の普及の内容(県知事公室、県警察本部、市町村、 関係機関)
(2) 災害予防及び応急措置の概要
⑭ 家庭動物との同行避難及び避難所での飼養の準備10.被災した飼養動物の保護収容に関する対策(県健康福祉部、市町村)
県は、被災地に残された動物の収容及び餌の確保、特定動物の逸走防止及び捕獲等の措置が、 地域住民、市町村、県獣医師会、県内の動物愛護団体等と連携して迅速に行われるよう努めるも のとする。(P59)
(7) 避難所の管理運営
コ 市町村は、家庭動物との同行避難に備えて、避難所における家庭動物のためのスペースの確 保に努めるものとする。(P147)
6.応急仮設住宅の運営管理
市町村は、各応急仮設住宅の運営管理を行うものとする。この際、応急仮設住宅における安心・ 安全の確保、孤立化や引きこもりなどを防止するためのこころのケア、入居者によるコミュニティ の形成及び運営に努めるとともに、男女共同参画の視点に配慮するものとする。 また、必要に応じて、応急仮設住宅における家庭動物の受入れに配慮するものとする。 なお、県は、市町村が行う各応急仮設住宅の管理運営に協力するものとする。(P176)
4.被災動物対策
① 県は、各保健所において、災害によって負傷した動物(犬、猫等)の収容に努めるものとす る。
② 県は、各保健所において、収容した動物の一時保管に努めるものとする。(P194)
さすがはくまモンが住んでいる熊本県です。ペットの事も事前に考えていらっしゃいました。とは言うものの、今は人命最優先です。国、県、市町村の方々は家族をかえりみず業務に徹しています。ですから、ペットにまでケアが行き届かないかも知れません。
飼い主さんは自らの権利を主張する前に、後ろを向いて大きく一回だけ深呼吸して下さい。そして、しっかり周りの現状を見て、気持ちを落ち着かせてから担当者の方とお話ししましょう。
地震に負けないで!
まだまだ、今回の地震は終息を見せる気配がありません。そして、私は何も出来ないジレンマの中にいます。ですが、被災地の皆さんに有益な情報を流すことは出来ます。140文字で書ききれない内容はブログから。
熊本地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
— サヨリちゃん (@kijitora_sayori) April 16, 2016
短い文章で速攻伝えられる情報はTwitterで。可能な限り、被災地の方々にとって有益な情報を探し回ります。
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