「このなん出ましたけど~♪。」
「泉アツノさんかっ?。」
「あら、よく知っていらっしゃるのね、サヨリちゃん。アツノさんを知っているとは、貴様、只者では無いな!。」
「その話は置いといて、このニワトリさんは1ヶ月くらい前にNaru姐さんが持って来た帽子ですね。ボクは、ニワトリさんはお蔵入りしてしまうのかと思っていました。」
「それは無いよ、サヨリちゃん。忘れていただけさ。」
「またまた…。ボケてただけでしょ?。記憶がスッポリと抜けてたでしょ?。」
「ん…。」
ニワトリさんは30分で編めちゃいます
「Naru姐さん。ボクに色々作ってくれますけれど、時間の負担が掛かっていませんかね?。そこが心配です。」
「お父さんもそう思っているのだけれど、このニワトリさんは30分掛からないんだって。ニットを編むよりも、何を編むのかイメージが固まるまでの方が、時間が掛かるんだって。」
「そんなものですかねぇ。お父さんなんて、ブログの記事を書く時に、全然考えずに書いているのにね。」
「いやーーー、色々と考えているのだけれど…。」
小さなニットのシルクハットで実演!30分トライアル
「さっきのニワトリさん30分の件ですけれど、本当ですか?。いい格好、しちゃいたいだけじゃないですか?。」
「お父さんもね、そう思って、カマをかけてみたんだよ。そしたら、Naru姐さんのやる気スイッチが入っちゃってね。目の前で編み始めちゃった。白いシルクハット。」
「それは、やる気スイッチじゃ無くって、地雷っていうのですよ、お父さん。全く分かっていませんねーーーー。ある意味、幸せなお人です。」
「でね、ガーーーーーって編み始めたのだけれど、お父さんは編み物はアレだから。手品にしか見えていないから。頭の中でポール・モーリアの『オリーブの首飾り』がずっと流れていたわ。タララララ~♪、タラララ、ラ~、ラ、ラ~♪。」
「で、結局、30分でシルクハットは出来たの?、お父さん。」
「30分も掛からなかったよ、サヨリちゃん。そこで閃いた事がありました。ひ・ら・め・き、ました!。」
「にゃんでしょう?。水曜にゃんでしょう?、藤村D。」
「ニワトリさんおるでしょ?。犬さんもウサギさんも出来そうでしょ?。干支を揃えて欲しいってお願いしました。ここをキャンプ地とする!」
「マジか?。それ、言うか?。」
「このサイズ感、この質感、そして生産性…ガチャガチャのケースにピッタリじゃね?。普通に売れるんじゃね?。内職として良いんじゃね?。って思っています。この案どうよ、サヨリちゃん。」
「それでですか・・・。」
「どうしたの?。」
「あれからNaru姐さん、一向に姿を見せなくなってしまいましたよね。これは、そういう意味ですよ。にゃ、にゃ、にゃ。」
「あっ!。」
※いい案が浮かんでも、無理強いはしないようにしましょう。
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