「どんだけ~!。」
「どんだけ~!。」
「招き猫から発したキジとら粘土プロジェクト。毎日、ブログやYouTube動画を見ながら行き着いた先は12分の1サイズ。パンとかケーキなら出来なくも無さそうなのだけれど、米は厳しいよ、サヨリちゃん。一応、シャリを作ってはみたのだけれど、これは拷問だったよ。」
「そうでしょうね、お父さん。シャリを7貫分作るのに4時間ですからね。無駄な労力だったと言わざるを得ませんね。」
「確かに非効率なのだけれど、ぶっちゃけ、正攻法で作ったらこうなるからね。一応、作り方を記録しておくよ。誰の参考にもならないけどね、トホホ・・・。」
12分の1サイズの酢飯(シャリ)の作り方
「で、どうやって作るの?、シャリ。」
「作り方は簡単だよ、サヨリちゃん。地獄なだけさ。
- 樹脂粘土(グレイス)に白の絵の具を少量混ぜます。
- 爪楊枝の先で少しだけ粘土を取ります。
- そして、それを指先でチネリます。
- それを、ひたすら繰り返します。
そして2時間後・・・。、
これくらいの粘土の米粒が出来ます。そして一晩乾燥させます。じゃ、シャリの形にするよ。
- 幅1ミリ、長さ4ミリ程度の粘土をベースにします。
- その粘土に木工用ボンドを少量付けて、米粒を乗せます。その際、ピンセットは必修です。
- ボンドで固定した米粒の上にボンドを塗って、幅2ミリ、長さ5ミリ、高さ2ミリほどの直方体が出来ればシャリの完成です。
これが実際に作ったシャリですが、サイズは1ミリほど大きくなっています。これのシャリ自体が乾燥によって縮む可能性もあります。また、シリコンで型を取った場合、シリコンも型から作った樹脂粘土も乾燥により小さくなる事が想定されますので、1ミリほど大きく作りました。
ざっと、こんな感じだよ、サヨリちゃん。とにかく疲れる作業だった・・・。」
「でも、シリコンでイメージどおりの型抜きが出来れば、もの凄い量産が可能なのでしょ?、お父さん。」
「1時間も作れば、嫌ってほど出来る予定なのだけれどね・・・。」
「まぁまぁ。そろそろ良いことありますよ、お父さん。」
「信じて良いのか?。」
Related Posts