「ハロウィンですね、お父さん。」
「ハロウィンだよ、サヨリちゃん。」
「背景が変わったのは良いですが、背景の模様替えって時期的に遅くはありませんか?。ボクが言うのも何ですけれど、奇譚クラブのねこハロウィンちゃんのタイミングで模様替えでしょ?。」
「そうだよね、そうだと思うのだけれど、その時に思いつきませんでした。」
「バカですね。」
「う~ん…そうだよね。」
「それはそうと、ボクのリードを外して下さい。」
「それはダメだよ、サヨリちゃん。今さ、空気の入れ替え中で玄関のドアを開放中だから。」
「閉める前にお散歩行きましょうね、お父さん。」
「いーよーぉ!。」
「えぇ~んか~い!」
折角なので、即席ハロウィン仮装パーティー
「去年の頃を思い出すますね、お父さん。夏のすだれも良かったですけど、もう、涼しくなっちゃいましたからね。」
「これはキジとら事務局が出来て初めて買った背景布だよ、サヨリちゃん。Amazonで同じタイプの背景布は見当たらなかったのだけれど、新作のハロウィン背景布がたくさん出ていたから次の機会で買ってもいいね。」
「そうですね。同じ背景では飽きてしまいますからね。ハロウィンには遅いですが、クリスマスならまだ十分間に合いますね。」
「去年買ったクリスマスの背景布は小さかったから、今年用に新しく買っても良いよね。一応、検討してみます。まぁ、折角なので、へっ、へっ、へっ。」
「やっぱり。レンタルから帰って来ていたのですね。」
「今回の奇譚クラブのハロウィンシリーズの中で、お父さんは『おばけ』が1番サヨリちゃんに似合うと思うんだよね。めっちゃ可愛いでぇ。ヒューヒューだよ。」
「よせや~い、照れるぜ。」
「あっ、それと。サヨリちゃんの貯金、明日にでも下ろすからね。」
「にゃんの?。」
「お・た・の・し・み。」
「キショ!。」
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