「お鏡さんですね、お父さん。」
「お鏡さんだね、サヨリちゃん。」
「でも、これって力入りすぎてませんか?。」
「Naru姐さんが注文された鏡もちなんだって。」
「誰にですか?。」
「知らんわ。」
「Naru姐さんって、プロなの?。」
「タマタマなんじゃな~い?。」
手編みのお鏡さん
本気モード
「お鏡さんって、この角度からみると宇宙空母みたいですね、お父さん。」
「お父さんも、そう思ったよ。白いし鶴がいるからなんだろうね、ホワイトベースが頭を過ぎったよ。ガンダムが出てきそうだよね。」
「しかしながら細かい作業ですよね、お父さん。やっぱ、こういうのは、お父さん向きではありませんね。粘土を捏ねている方がお似合いですよ、にゃ、にゃ、にゃ。」
「自分でも・・・そう思う。こいう細かいのは無理だわ・・・。という事で、Naru姐さんの本気はこっちのお鏡さんね。」
「お遊びモードのもあるの?。」
「あるよー。」
「HEROのお店のマスターかっ?。」
遊びモード(サヨリちゃん用)
「こ・・・コレはっ!。雪だるまっ!。」
「違うだろ!?。」
「冗談はさて置き、途中までは本気モードと同じですね、お父さん。」
「これを見た人がいて注文が入ったんだって。という事で、これはサヨリちゃんへのクリスマスプレゼントだそうです。」
「ありがとにゃ。」
「メリ~クリスマ~ス!!。」
「本気と遊びを並べてみたよ、サヨリちゃん。」
「ジムとガンダムみたいですね。『ザクとは違うのだよ。』って言われている感じがします。」
「ベースは同じなのだけれど、パーツ装飾が加わると大きく変わるものだよね。」
「このお鏡さんは、サヨリちゃんのコタツの上に置いておくね。気が向いたら頭の上に乗せるから。」
「な・・・何だとぉ!!!。」
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