「盛りましたねぇ~、お父さん。」
「盛りまくったよ、サヨリちゃん。」
「正直なところ、そっちへ走るとは思いませんでした。」
「お父さんも、そっちへ行くつもりは無かったのだけれど。みんなが言うから・・・。」
「何て?。」
粘土の仔猫は簡単に出来ちゃうからやってみて
「ブログには掲載していませんけれど、今まで何体も猫の置物を作って来ましたよね?。何で一番避けていた形を作ったの?。」
「お父さん的に避けたかったパターンがこれだったんだよ。でもね、」
「でもねと!。」
「こっちを求められるんだよね、現実問題として。」
「まぁ、最初から『可愛いの』ってリクエストは多かったですからね。」
「こういうのって、既にネットで蔓延しているデザインだからね。もっと、癖のあるニャンコを作りたかったんだよね。」
「でも、簡単に出来なかった。ですね。」
「だから、簡単に作れる可愛いタイプとこれまで作ったフェイクフードを組み合わせて誤魔化そうかと。」
「パンが並ぶとグレードアップしますね、お父さん。」
「100均のミニボトルのフタに付けても可愛いかな?。」
「これもイケそうですね。」
「それを発展させたらこうなったよ、サヨリちゃん。」
「猫のパン屋さんですね。」
「サヨリベーカリーだよね。iPadで撮影して画像加工すると良い感じに出来るね。」
「恐るべし!iPad。」
「このお粘土ニャンはこれで終了ですか?。」
「いや、いや。」
「猫食パンを土台にしたの?。」
「そうそう。安定性がアップするから猫食パンを土台にして、クリームパンを持たせて、目玉焼きを耳飾りにしたよ。」
「ゴージャス感が上がりましたね。」
「耐久性が弱いから、非売品だし誰にもあげられないけれどね。」
「ここで一つ。お父さんに言いたい事があります。」
「何だい?。」
「ぼかぁ~、男の子なんだなぁ~。」
「良いじゃん。もう、諦めなよ。それと、このニャンコのイメージはコレね(笑)。」
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