わが家の猫様がいなければ、ブログなんてやってなければ、Twitterデビューしなければ、絶対に有り得なかった僕の編み物。ど素人が編み物に手を染める時、必ず当たる問題が揃った網目です。同じテンポで同じように編み進めれば網目が揃うはずなのですが、そうのようにならないのも不思議です。そして、愛猫へのマフラーを頂くたびに思います。じょうずだなぁ~っと。
毎週のように届けれるサヨリグッズ。をれを見ていたら自分でも出来るんじゃね?。今なら出来るかも知れないんじゃね?。そんな気持ちになってしまうものです。その気になって猫用マフラーを3本ほど編んでみて思った事があります。
こりゃ、毛糸は「おとめのファー」じゃないとダメだなっ!
おとめのファーは魔法の毛糸。不器用な私がマフラーや帽子を編むのなら「おとめのファー」タイプでなければダメな理由があるのです。
網目の粗を誤魔化せられるのですにゃ!
細い毛糸は上級者向け
編み物の師匠に聞いてみると、毛糸には細いのやら太いのやら極太なのやら様々な種類があるそうです。同じマフラーを編むのなら毛糸が太い方が編み目を少なくする事が出来ます。結果的に短時間で編み上げる事が可能なのだとか。
逆に細い毛糸を使うと細かくかつ複雑な模様を編み込めます。それだけでも編み物初心者は太い糸から練習するのが挫折回避策だと思うのです。極端な話、極太糸なら指だけでマフラーが編めてしまうのですから。
そんな僕は、いま流行りのセリアで編み機をゲット!しました。
100円だよ、100円。
編み物するなら編み棒だけれど、マフラー限定なら100均の編み機で十分じゃね?。とにかく簡単にマフラーが編めるという鳴り物入りです。
もうね、
自分の中の編み機とは全然違うわけです。でも、二本の棒で編むよりは初心者向けで都会の方では人気のアイテムだったりするそうです。
ちなみに商品名はセリア マフラーニットメーカー(108円税込)。
これなら誰でもマフラーが編めるのかというとそうでもありません。いざやり始めると、編み目の大きさや毛糸の引っ張り具合などが気になります。この編み機は簡単にマフラーを編む事が出来るものの、気になる部分をやり直す事には全然向かない。って言うか、それ出来ない。やり始めたら最後までが一発勝負なのです。
で、だいだい真ん中あたりから
「途中であみ目が違う気がする~。」
「なんかココが緩い気がする~。」
そう思うのですが、最後まで行くしかない。行っちゃうしか無いという諸刃の剣。私の場合、
「まぁ、おっさんが馴れない手つきでやったんだから良いんじゃね?。てか、やった事が凄いよ!。うん!俺えらい。」
みたいな感じでやり過ごせます。でもね、乙女のファーなら目飛びとか誤魔化せるんです。ゴージャスに見えるしフワフワ。楽したいのなら絶対おススメ!。
乙女のファーは初心者でも使いやすい
ですが、女性はそうはいかない。やっぱり、ある程度の品質を自分に対して求めます。そこで、セリア「おとめのファー」なのです。
ジャーン!!!!。
サヨリちゃんもビックリ。毛糸の概念を覆したモフモフ。ある意味邪道とも言える毛糸を経て「お父さんV3(三本目)」へと続く事になります。この「おとめのファー」の最大のメリットというのが、
モフモフで編み目が隠されて下手っピがばれない!
これはデカイ。
マジで凄そうに見えるわけ。
おっさんが編んでるだけに凄く見える。
でもね、
編んだ人だけに自分には駄目な部分が分かっているもの。2号も自分には変なところが見えています。
でもね、
サヨリちゃんからマフラーをはぎ取って、縫い目を一個ずつ確認なんて誰もしませんから、そこまで見るのは編める人だけだから。普通に騙し通せるものなのです。
少し前にこのタイプの毛糸ばかりで編んでいた若い子がいたのだけれど、今となっては、
そうなんだぁ・・・なるほどねぇ~・・・。
そんな感じ(笑)。
このタイプの毛糸なら、自分の腕の悪さを騙し通す事が全然可能だと確信しています。もしもお父さん4号を編む事があるのなら、迷わずにおとめのファータイプもしくは超極太を選ぶ事でしょう。
編む事があればのお話ですが・・・。
そんな絶賛自画自賛中の「セリア おとめのファー」ですが、重大な問題が1個あります。おとめのファーは毛糸長が短いため、そうですねぇ・・・サヨリちゃん用で3個は必要ですかねぇ~、324円。
自分の中で、猫のマフラー1個あたりの予算は100円でという計画がありました。
記事ネタとして100円マフラーのカテゴリがあっても良いかな?。
そんな目論見。
ですが、3倍の予算となると記事ネタとして成立するのかどうか疑問が残るところ。
でも、お父さん2号でも変じゃないので100円マフラーの線で考えています。桜の蕾も大きくなって季節は春。毛糸や編み物の情報は9月から動くので、その頃に再会出来ればと。
それまで、色々とマフラーの案を考えておかなければ。そんな2017年サヨリマフラーセレクションのテーマは、
「いと みやび」
ついでに新作おとめのファー情報も追加予定?。
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