「届きましたよ、お父さん。」
「グレイスが届いたね、サヨリちゃん。思ったよりも小さい気がするのだけれど、こんなもんかな?。じゃ、早速だけれど開けてみよっか?。」
「開けましょう!。」
グレイスとダイソーの樹脂粘土とを使って見た感想
「蒲鉾みたいだね、サヨリちゃん。」
「この形状、この雰囲気…ボクは嫌いではありませんよ、お父さん。美味しそうにすら見えます。」
「触り心地も悪くは無いよ、サヨリちゃん。ダイソーの方は、最初に千歳飴っぽい感じがしたんだんよね。逆にグレイスは粘土って感じ。どちらもしっかり練り込むと同じような感じになったよ。」
「グレイスもびよ~んって伸びましたもんね。」
「そうだね。」
ダイソーの樹脂粘土よりもグレイスの方がコスパは若干高い
「グレイス1袋には、樹脂粘土が200グラム(100グラム☓2本)入っているんだ。だから、ダイソーの樹脂粘に比べると若干コスパが良い計算になるね。」
「大きな差は無いと?。」
「倍ぐらい違うのかと思っていたのだけれどそうでも無かったよ、サヨリちゃん。ダイソーの樹脂粘土だったら色も選べるからね。お父さんとしてはどっちでもオッケーって感じなのだけれど、使い込んでいくと差が出るのかも知れないよ。グレイスは人気が高いそうだから。まとめ買いすればグレイスに軍配が上がるかも知れないね。でも、大量に作品を作らないのなら、ダイソーの樹脂粘土も魅力的に感じているよ。」
「どっちつかずですね、お父さん。」
「今のお父さんに言える事はひとつだけだよ、サヨリちゃん。お試しはダイソーの樹脂粘土で、樹脂粘土が気に入ればグレイスの選択肢もアリって事だけ。」
「まぁ、お父さんは両方気に入ったって事ですね。」
「そのとおり。」
グレイスで招き猫を作ってみた
「これが昨日、キミが猫パンチを喰らわせたダイソーの樹脂粘土で作った樹脂粘土招き猫2号。」
「この招き猫は今どこへ?。」
「出来の評価を見てもらったところで行方不明・・・。」
「マジっすか?。もう、帰って来ないの?。」
「その可能性が高いね。」
「お気の毒。」
「一方、これが樹脂粘土招き猫3号。」
「こっちの方がきめ細かい肌のように見えますよ、お父さん。」
「それは気のせい。2号よりも3号の方が時間をかけて作ったらね。ダイソーの粘土だって時間を掛ければ3号と同等のレベルになると思うよ。」
「デザインが少し変わったんですね、お父さん。」
「デザインが変わったというよりも、同じものが作れないんだよ、サヨリちゃん。まだ、粘土歴一週間くらいだから・・・。」
「同じものは作れないんですか?。」
「そのとおり!。」
「で、3号は色を塗らないの?。」
「3号は、
- しっかり乾燥させて、
- シリコンで型を取って、
- 石粉粘土で作って、
- 紙やすりとかを使って整形して、
- もう一回、シリコンで型を取って量産
この流れで考えているんだよ。だから色は塗らないよ。」
「量産って、こんなの沢山作ってどうするの?。」
「樹脂粘土の特性とか分かんないところが色々あるからね。そういうのを実験してみようかと思って。」
「毎回、新しいデザインで作れば良いじゃないですか?、お父さん。」
「これでも2時間くらい掛かったんだよ、サヨリちゃん。お父さんにはそんな時間はありません。あっ、それと、今回はダイソーの樹脂粘土と同じく30グラムくら使ったんだ。それで、粘土が余ったからドーナツを作ったよ。」
「ドーナツですと!ぱないのぉ~。」
「忍ちゃんか?。」
余った粘土でドーナツ作り
「ドーナツは、余ったグレイスと、黄色のアクリル絵具と、ストローで作ったよ、サヨリちゃん。」
「そんなんでドーナツ出来るの?。」
「出来るよ。その代わり、今日のドーナツは雑だけれどね。」
「うわ~、やる気なさそう・・・。」
「やる気無かったんだよね、サヨリちゃん。それに粘土も固まっていたから、今更、水を入れて捏ねるのも面倒だったし。これはこれで使い道はあるからストックだよストック。」
「奥の小さい球体は何ですか?、お父さん。」
「奥の丸いのは目玉焼きの元だよ、ストック、ストック。ストローでくり抜いた粘土で作ったんだよ。」
「無駄なく全部使っちゃおっていう作戦ですね、お父さん。分かります。で、ドーナツに色は塗らないの?、型を取るの?。」
「タミヤ デコレーションシリーズ No.14 焼き色の達人 (うす茶/茶/こげ茶) 76614っていうのを注文しているからね、サヨリちゃん。やる気の無いドーナツで色塗りの練習をしようと思っているんだ。だから、今夜は色塗りは無しです。クリスマスの頃に届くから、その後で塗るよ。」
「じゃ、これからは何をするの?。」
「丼の型が届いたらうどんシリーズを作るよ。しばらくの間はお寿司を作ろうかなって思ってる。」
「お寿司?。」
「まぁ、見てなって(笑)。」
「ねぇ、ねぇ。これも猫パンチしていい?。」
「やめてあげて!。」
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