「ゼゾッラ物語」シンデレラは人を殺めた事があった

雑記・覚書き
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魔法使い、カボチャの馬車、ガラスの靴、午前零時に走り去る少女。みなさんはシンデレラ物語の原型をご存知でしょうか?。私たちの知るシンデレラは、継母と姉達にいじめられる可哀想な少女として描かれています。そんなシンデレラの原型は、彼女が実行した犯罪の記録。実に恐ろしい少女だったのです。そのお話の題名は『Cenerentola(灰かぶり猫)』。童話と言うよりも火曜サスペンス劇場がお似合いです。BGMは「マドンナたちのララバイ」。

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童話シンデレラの基となったCenerentola(灰かぶり猫)のお話

17世紀のヨーロッパ、日本では家康の時代。世界で最初に登場したシンデレラストーリーは、5日物語の中に書かれている『Cenerentola(灰かぶり猫)』という短編作品でした。主人公の名はゼゾッラ。後のシンデレラと呼ばれる少女です。ゼゾッラには生涯3人の母親が存在しました。

ゼゾッラが殺害したのは二番目の母親。継母はゼゾッラを毎日いじめていました。ゼゾッラの家庭教師は彼女の耳元でこう囁きます。

「お母様に衣装箱の中の服を取ってもらうように頼みなさい。お母様が衣装箱に頭を突っ込んでいるうちに、衣装箱の蓋を閉じて首をへし折ってしまうのです。」

ゼゾッラは家庭教師の言われるがままに殺人を実行してしまいます。その後、家庭教師はゼゾッラの父親と結婚しゼゾッラの3人めの母親となりました。家庭教師は自らの手を汚す事なく妻の座に着いたのです。父親の財産も彼女の手の中。このドロドロ感は、火曜サスペンス劇場よりも、「犬神家の一族」に代表される横溝正史作品に近い部分があります。

再婚当初は優しかった家庭教師。ですが、しばらくするとゼゾッラをCenerentola(灰かぶり猫)や「灰かぶり」と呼んでいじめるようになりました。ありがちな展開です。ここから先から、みんなの知っているシンデレラストーリーが展開されます。差し詰め『シンデレラ物語〜はじまりのはじまり〜』と言ったところでしょうか。

最終的に、ゼゾッラの殺害行為は誰にも悟られる事は無かったそうです。そう考えると、僕らの知っているラストシーンへ繋げるのは難しそうですね。3人目の母親は、ゼゾッラの罪を知る生き証人なのですから。

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