「新しいボクのかぶりものようですけれど、お父さん。コレって何をモチーフとしているのでしょうか?。お団子ですか?、それとも雪だるま?。」
「これはサヨリちゃんのかぶりもののトッピング前の土台だよ。これに大きな耳をつければウサギさん。丸い耳をつければクマさん。大きな丸い耳と長い鼻をつければぞうさんに。そんな土台として、Naru姐さんに作ってもらったんだ。横から見るとこんなだよ。」
「すっぽりとかぶるタイプですね。」
「後ろから見たところ。」
「雪見だいふくぅ~。美味しそうですね。」
「ひっくり返すとこんな感じだ。サヨリちゃんの頭がすっぽりと包まれて、これからの季節には良いんじゃないかな?。暖かそうだろ?。」
「確かに暖かそうでかぶりやすそうですが、お父さん。そんな事をしなくても、普通に耳とかくっつけて作ってもらえば良いのでは?。Naru姐さんは何でも編んじゃう達人なのですから。ドラゴンボールで例えるのならば、武天老師さまクラスですよ。」
「確かにそうだ、そりゃそうだ。でもね、そうすると毎回、毎回、Naru姐さんの気持ち一つになっちゃうでしょ?。各色が揃った土台があれば、編み物が出来なくっても、お父さんがフェルトとかで色々と作れるじゃない。そのための土台です。単純にサヨリちゃんは、ヘルメットと思って下さい。装飾はお父さんがしますので。Naru姐さんが『耳を付けてウサギさんにしたい衝動が襲って来たけど、ガンバッテ耳は付けなかったよ。』って言っていたよ。編み物が出来る人は言うことが違うよね。」
「でも、しばらくボクは事務局に行けないので、このかぶりものをお試しする事は出来ませんよ。」
「しまった!、そうだった!!。」
トイプードルでの試着は成功!変幻自在のかぶりもの
「ボクがいなければ、この計画も暗礁に乗り上げるというものでしょう?。お父さんのお仕事が一段落するまでの間、ボクは自宅待機状態ですからね。どうします?。」
「そこが問題なのだけれど、Naru姐さんところのリア様(トイプードル)での試着は成功したみたい。ここに写真が無いのが残念だけれど、証拠写真は撮影はしているみたいだよ。」
「にゃ~ん…ボクはあの子が少し苦手なんですよねぇ。凄い勢いで迫って来るから。まぁ、それは置いといて、お父さん。どうしてその写真をもらわなかったの?。」
「う~ん、Naru姐さんも自分のブログを立ち上げる計画があるみたいだから、キジとらへの写真提供は嫌なんじゃね?。」
「そうですかぁ…。ならばボクがそれをかぶるしかありませんね。ボクの出番はいつ頃でしょうか?。」
「今週半ばまで、お父さんはお仕事です。いわゆるひとつの地獄です。ですから、今週末くらいに時間が取れたら出勤してもらおうかな。2回目の筋トレチェックの後かな?。」
「その間、ブログの記事ネタはあるのですか?、お父さん。」
「それはある。消化しきれないほどあるから心配しないで。ほれ!見てみ。」
「にゃんじゃこりゃ~!。帽子が沢山ありますね。」
「ジーパン刑事のようなリアクションありがとね。で、この前の話しなのだけれど、セリアのペットボトルカバーメーカーでお父さんがサヨリちゃんの帽子を編んであげたじゃない。」
「はい。小さくてかぶれなかった駄作ですね。」
「うっ…それ言う?、そこ攻める?。」
「嘘ではありませんから。ボクに非もありませんし。それもこれも悪いのは…」
「あ~~~~~もうええわ。その話はここまで。でね、ペットボトルカバーメーカーはNaru姐さんがセリアで買って来た道具なのだけれど、Naru姐さんも自分のを持っていてね、どうワケか鬼のように編んで持って来ました。それと、リリアンメーカーっていうのでマフラーを2本も編んで来たのでネタには困らないのです。逆に手加減して欲しいくらいです。おいで姐さんの方のも実はあるので現状飽和状態です。」
「あのぅ~…。」
「どうしたの?。急に改まっちゃって。」
「Naru姐さんって暇人なの?。」
「そんな事は無いと思うよ。帽子1個作るのに30分くらい出来ちゃうんだって。作り始めたらなんぼでも出来ちゃうんだって。ある意味、羨ましい特殊能力を持っているよね。」
「そうですか、それなら別に構いませんが、そうなるとボクがかぶれないのが辛いところですね。にゃ、にゃ、にゃ。にゃんにゃら、今から事務局に行ってあげにゃしょうか?。お散歩だってまだですにゃ。」
「サヨリちゃん、どんだけ事務局に来たいねん?。お父さんはしんどいので、しばらくお散歩も無しです。明日も早いのでもう寝ますから。」
「Boo!。」
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