公園で保護された仔猫たちと出会って一週間が経ちました。Twitterの拡散ツイートから里親になられた方のアカウントは私だけしか見られないリストに登録しています。仔猫の行く末が心配なので、チョコチョコとツイートを拝見させて頂いています。
ホントにね、マジで良い人達に受け入れてもらえたと思います。みんなに見せてあげたいくらいです。ですが、個人を特定されたりするも嫌でしょうから、私とリアル里親探しチームの今後の楽しみとします(笑)。
里親探し以上に心配だった事
この子たちと出会った一週間前から。ずっと、私の中での一番の心配事がありました。それは、仔猫たちの里親が見つかるかどうかではありません。この子たちが、普通に生きて大人になれるのかどうかでした。
というのも、外野からの話では、仔猫は些細な事で死んでしまう生き物なのだそうです。特に、11匹もの仔猫がいるのです。11匹の中の2~3匹が大人になれなくて当たり前。
「お前が仔猫を生かせて里親に渡せた事がミラクルだ。普通なら死んでるぜっ!。」
そんな事を言われました。私は仔猫を育てた経験も無く、ネットからの知識しかありません。とにかく寝ずの番で仔猫を見守る他ありませんでした。ですからそうしただけです。
仔猫を里親様に引渡してからも、私の頭を悩ませる事がありました。
「この子たち、本当に大人になれるの?。」
そんな不安が付いて回ります。里親様に仔猫お渡しした後のツイートの中には、
「下痢をしている。」
「今日は、元気が無い。」
そんなつぶやきを見る度にハラハラドキドキ。でも、私の手を離れてしまった子たち。私の返信で里親様にプレッシャーを与えてもいけません。ずっと、見守るだけの数日でした。
今日のTwitterの里親様たちのツイートを見て、そんな悩みも一気に吹っ飛びました。ゴクゴクと哺乳瓶からミルクを飲んでいる写真。私といた時には目が開いて無かった子たち。でも今ではパッチリと目が開いた写真。みんな美男美女でした。それに加え、ヨチヨチしながらも歩いている仔猫の動画。その姿を見て、やっと肩の荷が下りた気がしています。みんな、もう大丈夫そうです。あの人たちに仔猫を託して本当に良かったと思います。
さらに一週間もすれば、遊び盛りのやんちゃな仔猫になるでしょう。里親様にとってはこれからが大変でしょうが、仔猫たちをどうぞよろしくお願い致します。
これからドンドン大きくなって秋になると、こんな可愛かった子たちも成猫の風格が出て来る事でしょう。里親様の次のツイートが楽しみで仕方ありません。
裏話
さてここで、これまで詳しく書かなかった裏話を書いてみようと思います。過去の記事の中で何度も出て来たお話ですが、最初から残るであろう仔猫は分かっていました。
この2匹です。黒い子は、真っ黒では無くて後に柄が出そうな雰囲気。そして、白い子は一番小さくてか弱そう。ですが、一番食欲旺盛で元気な子。里親様との会話の中で、白い猫は人気なのだそうです。そうなると、黒い子が残ってしまう可能性大。
そこで会社というか、施設一匹保護する方向で話を進めていました。家は先住キジトラ親分がシャーシャー言うので、最悪、私の仕事場の招き猫として引き取るつもりでした。また、ネットでは見えない里親探し即席チーム4名も最悪の場合にはおのおの数匹を引き取る覚悟で挑んだプロジェクトだったのです。我々で仔猫を引き取ってしまえば簡単だったのでしょう。しかし、里親探しに関わらなければ、誰も仔猫を引き取る気持ちにはなりませんでした。この話は、仔猫を保護して2日後に出た話なのですから。命の期限が近づくと、おのずとそんな話になっていました。
でね、この黒い子。やんちゃそうで憎めない顔していると思いませんか?。最初から気になってしょうがない子だったんですよね。なんで、そんなに気になるのか?。当初、この子は犬顔だから。そう思っていましたが、ようやく私の中で結論が出ました。伊藤淳史さんに顔が似てるんですよ。今の伊藤さんよりもチビノリダーにそっくり。それで、昔見た事ある顔しているなぁ~・・・って思ったんだ。これで、この疑問からも解放されました。
さらに奥底にもあれこれとありましたが、兎にも角にもハッピーエンド。
めでたし、めでたしです(笑)。
仔猫の里親探しに関する一連の記事は、この記事を持って締め括ろうと思います。みなさん、ありがとうございました(笑)。
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