どうして?猫を繋いでいるの?
どうして?猫を外に出さないの?
どうして?猫を自由にしてあげないの?
どうして?どうして?どうして?
今まで何度も聞いたセリフ。
もう聞き飽きたので、その本当の理由を教えてあげましょう。
猫を外に出さない理由
わが家の猫様だって、元々は野良猫経験ありな子です。外に放り出しても何ら問題無くお腹が空けば家に帰って来ます。多少遠い場所に捨てに行っても、帰巣本能で帰って来れるくらいのおりこうさんです。ですから、猫を外に出す事に対して全く不安感はありません。ただ、ひとつの問題を除けば・・・。
外で最も怖いのは人間
猫を外の放す場合、猫にとっての危険と言えば、
- 猫同士の喧嘩
- 白血病やエイズなどの病気感染
- 交通事故
などでしょうか。しかし、こんなのは序の口なのです。猫に取って最も怖い存在は人間。猫は必要以上にうちの猫に攻撃を仕掛けては来ません。病原菌やウィルスがうちの猫をピンポイントで狙う事もありません。交通事故も再々は無いでしょう。しかし、猫を狙う人間はタチが悪い。
- 庭が糞や尿で臭くなった
- 庭が荒らされた
- 畑を荒らされた
野良猫や放し飼いの猫の対する住民の苦情が多くなれば、必然的に猫は捕獲ターゲットとなります。良いですか?、人間が猫を狙うのです。特にうちの猫なんて人間に慣れてますから無防備。アメリカ映画で例えるのなら、
「美女が裸でスラム街を歩いているようなもんだぜ、ベイベー!」
そんな状態。だから出さない。
猫を目の敵にしている人間は、普段からご近所付き合いをしている人が多いのも困った問題。地区のお世話をしている人たちにとって、猫が悪さをする事は由々しき問題でしか無いのです。
その立場は十分承知しています。ですが、人間は慣れれば恐ろしいもので、猫を捕まえる事が楽しくなる人間も中には出て来ます。釣りを知らなかった人間が釣りを覚えたのと同じように。
最初は、棒を持て猫を追っかけていたのが、餌で猫をおびき出すようになり、最後は捕獲器を取り寄せるようになります。猫の被害に遭われた方にとっては、
「ざまぁ~みろ!。」
なのです。野良猫を捉えた側はお手柄。満足気に野良猫を捕まえた話をするようになります。所詮は猫、生きようが死のうが大きな問題は無い。そんな感じ。
ですから猫を飼う身として、恐ろしくて猫を外に出す事なんて出来無いのです。また、基本的に動物を放し飼いにするという考えが間違っていると私も考えています。100%他所様の家で悪さをするのが目に見えていますから。ですから猫狩りに対しても文句が言えないのです。
その事態が分かっていても、猫を放し飼いにしているご家庭もあります。その家庭では、突然、猫が消息を絶ったとしても大きな問題にはなりません。それは何故か?。複数の猫を飼っているから。一匹がいなくなっても他に猫がいるから大丈夫。そして、暖かくなると、その家には仔猫の姿が・・・。
- 正義の名のもとに猫を着け狙う人間。
- 無尽蔵に猫を増やし続ける人間。
私から見ればどっちもどっち。どっちも無茶苦茶。でも、ご近所さんです。じゃけにするワケにも行きません。
これらの理由から、私は猫を外には出さないのです。私にとって、わが家の猫様は1匹だけ。この子が生きている限り、次の子を家に迎え入れる気持ちもありません。
この理由から、わが家の猫様は紐に繋がれているのです。
私の猫を人間に殺されない為に。
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