政府の地震調査委員会は2016年6月10日(金)。全国の地震発生の危険性をまとめた「全国地震動予測地図」の2016年版を公表しました。今朝の四国新聞でもこのニュースは一面で報じられました。
今後30年以内に震度6弱以上になる確率が最も高い地域は千葉市の85%。横浜市・水戸市が81%、高知市73%、静岡市68%、和歌山57%、大阪市55%、名古屋市45%と続きます。地元高松市に震度6弱以上の地震が発生する確率は61%。
地震が発生する日時は今の科学では予測出来ません。地震に対して我々人間は完全に受け身なのです。ですが、せめて震度6弱という揺れの強さだけは知って置きたいですよね。地震関連記事は、情報が多すぎで読めば読むほど何が何だか・・・。キジトラでは必要な事だけをピンポイントで小分けに掲載。
今回は、「震度6弱ってどれくらい?」だけに絞り込んで調べて見ました。
「震度6弱ってどれくらい?」
気象庁震度階級関連解説表(平成21年3月31日改定)によると、震度6弱とは、
- 【体感】立っていることが困難になる。
- 【屋内】固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある。
- 【屋外】壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある。
このような状態になるそうです。震度6強以上では、
「立っていることができず、はわないと動くことができない。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。」
ほとんど逃げたりする活動は無理な状態とも言えます。いずれにせよ、大きな地震の場合、慌てて別の場所に移動するのは困難です。すみやかに近くの机や頑丈な台の下で揺れが収まるのを待つようにしましょう。
また、香川県内での津波の想定被害や津波の到達時刻などの情報は、香川県がYouTube動画で詳しく説明しています。もっと香川県に対する南海トラフ地震情報を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
熊本地震の際、ペットが地震に怯えるという事例が多数ありました。猫も地震で怯えます。その対処法をまとめた過去ページも合わせてご覧ください。
【注意】このブログは猫ブログです。地震専門ブログでは御座いません。
最後に足元注意!
地震の際、頭部を守るために頭上注意と言われます。ですが、足元にも注意しましょう。我々香川県民は地震への耐性が極めて低い県民です。ですから、とっさの場合の対処が命取りにもなりかねません。あまり言われていませんが、大きな地震があった場合、家具や窓ガラスが割れ、そのガラスの破片で足の裏を怪我する事もあります。
現実問題として足の裏の負傷は、移動困難という事態を引き起こします。大地震の場合、自力で移動出来ない事は命取りにもなりかねません。というのも、南海トラフ地震と津波はセットで考えられているからです。
もしもの時、万全な状態で避難できるように枕元にはスリッパ。欲を言えば靴をご準備下さい。先日、友人が足に釘が刺さりました。傷は大した事ありませんでしたが、その後にばい菌が入って完治するまで大変でした。それから私の枕元の靴は安全靴に変わりました。
地震発生時、「靴を履く」。
たったそれだけで足の怪我の可能性は大きく下がります。枕元には靴を一足ご用意下さい(笑)。
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