エビフライ 海老のシッポを食べる派は67%で意外に多い

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雑学・トリビア・うんちく

Twitterトレンドに「エビフライの尻尾」。エビフライは分かる、でも尻尾が分からん。テレビのグルメ特集か何かだろうね、多分。念のために調べてみると、海老のシッポを食べる派か否かで盛り上がっていた。

質問:あなたはエビフライの海老のシッポを食べますか?

僕の中のエビフライはお頭付きで、大きな洋皿に盛り付けられたジャンボエビフライが2尾が基本。限界まで細く切られたフワフワ千切りキャベツとポテトフライ。ジャンボエビフライの横にはレモンとパセリ。洋皿の上に配置された小さなお器の中には、タルタルソースが入れられている。それが僕のエビフライ。今は無きセイブガーデンのジャンボエビフライがそのイメージに近い。

洋風に盛り付けられたエビフライ。フォークとナイフで器用にカットするのはドレスを纏ったブロンドヘアーの美人さんなのです。頭部とシッポをカットして、動体部分を三分割して食します。一口目はタルタルソース、二口目はレモン汁、三口目はお好みで…みたいな。エビフライとは、本来お洒落な食べ物なのです。そんな僕の固定概念に従えば、エビフライの尻尾を普通は食べない気がする。

アレだ…美女がエビの尻尾をバリバリ食べる姿も…ねぇ。そんな身勝手な理由から、エビフライの尻尾を食べる派は少数かとおもいきや、まさかの67%で割と多かった。Twitterで尻尾を食べない33%が一斉に反応したのかな?、知らんけど。ちなみに僕は食べる派で、地元香川の80%が食べる派だった。

───エビの尻尾を食べるとガン予防になる?

我が家のエビフライの出現頻度が極めて少ない。仮に出たとしても加ト吉の冷凍エビフライで「かときっちゃん、かときっちゃん♪」。それって弁当のおかずでしょ?、食べて美味しい加ト吉だけど。とか愚痴りながらもエビフライ、弟と奪い合って食ってた。そんな矢先、『エビフライの尻尾はガン予防になる』という噂が駆け抜けた。まだまだ若造でアホだった僕は、それを信じ込んでエビの尻尾は残さず食べた。

それは、エビフライに限らず、天ぷらでも寿司ネタでもしっかりと食した。ガン予防になるんだもの当然だ。尻尾を食べなかったのは伊勢海老かロブスターくらい。ちなみにロブスターには寿命が無いのだとか…本当かな?。

ガン予防の話はパーフェクトにガセネタだけれど、その噂にはふに落ちる理由が存在していた。当時、蟹の甲羅に含まれるキトサンつー物質が、ガン予防に効くみたいな触れ込みのネットワークビジネスが流行ったらしい。アムとかXみたいなの。キトサンの蟹の甲羅の話が海老になって、海老には甲羅が無いものだから尻尾って話になったよう。リアル伝言ゲームは蟹を海老に変えてしまった。

エビの尻尾がガン予防に繋がらなくても、香ばしくて美味しいので、海老の尻尾は未だに食べている。それが多数派だとは思っていなかったけれど。

ちなみに、エビの尻尾の成分はゴキブリの羽の成分と同じらしい。エビを食べる時、息子はそう言って尻尾を食べ残していた。これがジェネレーションギャップつーやつだね。話があまり噛み合わないはずだ。

ちなみに文頭の写真は樹脂粘土で作ったエビフライ。ころもを作るのが超難関でした…。

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