「Yahoo!ニュース見ました?。」
「見てないけれど、サヨリちゃん。何かあったの?。」
「インフルエンザでも熱が出ない事あるそうですよ、お父さん。」
「昔あったじゃない?、サーズ(重症急性呼吸器症候群)だっけ。その時、毒女か毒男かって話になったでしょ?、知らんか…。」
「サーズウィルスを撒き散らせた人の事でしょ?。感染状はパンデミックを引き起こしかねませんからね。調子が悪いと思ったら、病院で診てもらうのが一番ですね、お父さん。」
「そんな事を言われたら、お父さんなんか、調子の悪い日ばかりなのだけれどね。」
「それは、ジジイだからです。更年期にゃんちゃらの影響でしょう?。にゃ、にゃ、にゃ。」
インフルエンザの症状は人によって様々
同じウイルスに感染しても、体がどう反応するかは人により異なる。「若い人や体力のある人は高熱や節々の痛みなどの激しい症状が現れやすいが、高齢者や体力のない人では強い症状があまり出てこないことも多い」と千葉大学医学部附属病院和漢診療科の並木隆雄教授は話す。
2017年11月28日 Yahoo!ニュース『熱が38度以下でも注意 「隠れインフルエンザ」かも』より引用
「病原菌だからクロミかい?。自覚症状も無く、インフルエンザウィルスを撒き散らされるのは怖い話だね、サヨリちゃん。」
「熱が高くならないのが高齢者や体力の無い人というのは盲点でした。お年寄りや虚弱体質の人は逆にインフルエンザで重症化しそうですからね。」
「そうだよね。この高齢化社会だから、インフルエンザもバカには出来ない気がして来たよ、サヨリちゃん。少し早いのだけれど、マスクをして外に出ようと思ったわ。」
「お父さんも、アレって思ったら病院で検査してもらって下さいね。もう、高齢者なのですから。」
「やだ。オラ、病人なんかさ、行がねぇ。」
「病院が怖いからですよね、わかります。」
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