一年間飼い主を待ち続けた猫(ロシア)

一年間飼い主を待ち続けた猫(ロシア)猫の雑学
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───猫は3年の恩を3日で忘れる

マンホールの蓋の上、動かない猫、奇妙な行動、カメラを見据える視線。それは飼い主に置き去りにされた猫の悲しい実話である。この記事は、2016年に書いた記事を再編集したものである。

───自分を捨てた飼い主を待ち続けるロシアの猫

ロシアのベルゴロドで、オスタプ・ザドゥナイスキーという人物が、マンホールの蓋の上にじっと座って動かない猫さんを初めて写真に撮ったのは2015年夏のことだ。その後、この猫がいつも同じ場所にいることに気がついた彼は、この珍しい行動に興味を惹かれて地元の人に話を聞いてみたのだそうだ

excite 世界びっくりニュース2016年4月15日「忠犬ならぬ忠猫がいた。1年以上も同じ場所で辛抱強く飼い主を待ち続けている捨て猫(ロシア)」より引用(リンク先記事は削除済み)

───マンホールの上から動かない猫

元々、近くのアパートで飼い主と共に暮らしていた。暖かい部屋、美味しい食事、大好きな飼い主。その生活も飼い主が引っ越しと共に消えた。飼い主は猫を置き去りにしたのだ。そして、過酷で残酷な生活が始まる。極寒のロシア。飼い猫が生き抜けるはずもない。誰もがそう思った。

───昨日も、今日も、明日も

マンホールの上で飼い主を待つ猫。あの日から全てかが変わった。忌まわしい引っ越しの日。猫は飼い主の乗る車を追いかけた。近所の住民がそう証言した。猫は3日で恩を忘れる───それは嘘だった。その日から猫はマンホールの上で一日を過ごす。夏が過ぎ、秋が過ぎ、冬を越え、春がやって来る。そして次の夏。

───飼い主を待ち続けて1年後

不憫に思った近所の住民たち。猫は彼らが与える餌で飢えを凌いでいるそうだ。ロシアと言えば極寒の地。次の冬が訪れる前に、新たな飼い主さんが見つかればと思うばかりだ。

───寂しく、悲しい、腹が立つロシアの実話である。

この事実は、excite 世界びっくりニュースのほか

海外メディアでも取り上げられた。 個人ブログ、Twitter、Facebookからも飼い主を待つロシアの猫の情報は全世界へ向けて拡散されて続けた。猫の安否を気遣うコメントで溢れた。

  • 餌をくれる場所に居着いている。
  • マンホールの上で暖を取っている。

一部では、このような意見も見られた。専門家、評論家の中にもそう語る者もいた。飼い主にも事情があったのかも知れない。しかし、一度は家族として暮らした猫が1年以上も待ち続ける現実。ネットで話題になり世界から多くの反響を寄せた事実。多くの反響を呼んだ記事の数々は、時の流れと共に削除された。そして、ハッピーエンドの情報は未だ無い。

数年の月日を経て、今、飼い主は何を想うのだろう。

───A faithful cat that is still waiting for the family that abandoned it

2021年11月12日現在。ロシアの猫の写真は今でもGoogle画像から見る事が出来る。

真っ直ぐにカメラレンズを見据える猫は、インターネットの片隅で、私たちに何を語りかけているのだろうか。

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