インドネシアに飼い主に先立たれた猫が住んでいる。
その猫は飼い主の墓から離れないのだそうだ。
一年以上も...。
Semenjak tuanya meninggal kuburan adalah rumahnya..mau sy bawa pulang dia gak mau
PrayitnoSemenjak tuanya meninggal kuburan adalah rumahnya..mau sy bawa pulang dia gak mau
これはインドネシアに住むケリさんが、2016年2月17日にFacebookへ投稿した5枚の猫の写真と投稿文である。(猫の写真はリンク先でご確認下さいm(__)m)
飼い主のお墓から離れない猫
ケリさんは、ある日お墓の前で鳴いている猫を見つけた。
そして、その猫を保護しお世話をした。
しかし、猫は最初に猫を見つけたお墓に戻ってしまう。
それから毎日、その猫をお墓のそばで見かける日々が続く事になる。
ケリさんは、
- どうして猫がお墓から離れないのか?。
- ご飯はどうしているのか?。
そんな疑問が湧いたそうだ。
調べてみると、猫は一日の間で数時間だけ墓を離れている事がわかった。大好きだった飼い主と暮らした家。現在、その家には彼女の家族が暮らしているのだとか。そう、飼い主は既に他界していたのだ。そして猫の姿を見かける場所こそ彼女のお墓だったのだ。飼い主との思い出が詰まった家で食事をもらい、その場所で数時間過ごして再び彼女の墓へ帰っていく生活。そんな生活を1年以上も過ごしている猫。
猫を飼っている人なら涙腺が緩んでどうしようもなくなる話だろう。
もしも…。
この後は、うちの猫が死んじゃったら…。
そう考えるのが普通の思考回路。
ではあるが、この話を知ってからは、
もしも...。
自分が死んじゃったら...。
そう考えるようにもなってしまった。
自分の死後、毎日、飼い猫がお墓参りに来てくれるのは飼い主冥利に尽きるが、墓は外で雨ざらし。暑い日もあれば寒い日もある。そんな場所から飼っていた猫が離れないのも不憫でならない。
もしも死後の世界とやらがあって、愛猫の様子が見られるのなら、
「嬉しいけどそこまでしなくても良いよ。」
そう伝えたいジレンマに陥る事だろう。
美談ではあるが、お墓に寄り添う猫の写真を見るたびに複雑な気分になってしまう話題だった。
飼い主の家族の家で寝泊まりさせてあげるように慣らすとか、お墓の横に小屋でも作ってあげるとか。何らかの対策をしてあげてほしいと思った。
そして、お墓の掃除はしてあげましょう。
ついつい、わが家の猫さまの顔を見ながら、
「お前さんは…無いわなぁ…。」
...うん、やっぱり無いわ(笑)。
Related Posts