【奇譚クラブ】ねこのかぶりもの マイメロディ【ガチャガチャ】

「忘れてたよ、サヨリちゃん。」

「思い出したましたか？、お父さん。いつになったら、かぶるのかと思ってましたよ。」

「昨日ね。キッズルームから商品発送メールが送られて来て、サンリオキャラクターズのかぶりものの事を思い出しました。」

「呑気ですね、お父さん。筋トレとダイエットの事ばかり記事にしていたので、猫の記事には力が入っていないのかと思いましたよ。」

「そうじゃないよ、サヨリちゃん。サンリオキャラクターズのガチャガチャが手に届いた時、季節の変わり目だったからな？。サヨリちゃん、調子が悪かったでしょ。だから、かぶりものはやらなかったの。今は、走り回っていて残像しか写真撮影出来ない感じだから、かぶっていただこうか！。」

「にゃ。」

ねこのかぶりもの マイメロディちゃん

「かわいいですか？。」

「かわいいよ、サヨリちゃん。おじさん猫なのに可愛いわ。」

「横顔もかわいい？。」

「うん、うん。ナイスですねぇ～。」

「それ、マズイやつだから。分かる人には分かるか。発言には気をつけて下さいね、お父さん。それと、サンリオキャラクターズで１番に撮影するのって、普通に考えればキティちゃんだと思うのですが？。」

「色々とすんません・・・。キティちゃん・・・そこまで考えていませんでした。」

「お座りしてみました。」

「お座りしても可愛いね。」

「ところで。」

「ところで？。」

「最近お父さん、写真を撮るのが下手になりましたか？。ピントは合ってないし、色も変だし、どうしちゃったのでしょう？。」

「なんかね、うまく写真が撮れないんだよね。明かりが原因だとは思うのだけど、ピントも合わないし、困っていますよ、サヨリちゃん。」

「もっと照明を明るくすれば？。」

「照度が上がると、サヨリちゃんの目が細くなるからね。出来る限り暗めの光で撮影しようとすると、シャッター速度が遅くなるからブレるでしょ。ついでにピントも合わないんだわ。」

「色々大変ですね、お父さん。」

「サヨリちゃんも大変だべさ。」

「にゃんでさ。」

「だって、サンリオキャラクターズって６個セットだから。まだ５個もあるよ、かぶりもの。そして、さっきも話したのだけれど、クリスマスのガチャガチャも送られてくるからね。」

「それは大変ですよ。毎日、１個づつでも消化していかないとデス。」

「そうだよね。クリスマスが終わっちゃうよね。」

「・・・なんか、他人事みたいですよ・・・。」

『キジとら』は昭和感満載の雑記ブログです。ノスタルジックな言い回しが多数出現しますが暖かい目で見守って頂ければ幸いです。無駄に記事数だけは多いので暇つぶしには最適ですよ、たぶん…（笑）