節分の夜、売れ残った恵方巻きを見てドン引きした話

グルメ

「半額札に弱いですね、お父さん。恵方巻きって半額で買えたんですね。」

「買えたも買えないも、閉店前だっていうのに半額恵方巻きが山積みになっていたよ、サヨリちゃん。」

「何故、写メ撮らない?。」

「そんな下品な真似はしません。」

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売れ残った半額恵方巻きの山を初めて見た

「680円って巻き寿司にしては高価ですね、お父さん。」

「だよね。だから買ってきたんだよ、サヨリちゃん。そして、行きつけのスーパーを救うためにも!。」

「で、どうして現場の写メを撮って来なかったの?。」

「だから。そういうのを勝手に撮影してSNSとかYouTubeとかに投稿しちゃダメなんだよ、サヨリちゃん。ほんと、炎上して叩かれちゃうよ。やるやつはやってるけど・・・。」

「そうにゃの?。でも、アクセス上がったら良いじゃない?。」

「そりゃそうだけれど、サヨリちゃん。普通に普通のアクセスのほうが欲しいよね。」

「で、スーパーではどんな状況だったの?。」

「そのスーパーには、普段は海鮮巻ってのが置いてあるゾーンがあるのだけれど、運が良ければ半額海鮮巻が買えるんだよね。そのブースいっぱいに恵方巻きが半額販売されていたよ。さらに、」

「さらに?。」

「その隣はお刺身コーナーなのだけれど、そこまで半額恵方巻きが山積みになっていたんだよ。ソレを見ると流石に引くよね、サヨリちゃん。だから今年の恵方巻きは断念する事にしたんだ。2018年2月3日午後10半の出来事でした。」

「でも、半額恵方巻きを買っるじゃない?。」

「まぁまぁ。話には先があってね。このスーパーは少し変わっていて、別途惣菜コーナーがあるんだよ。そして、そこにも恵方巻きが山積み状態。個数にして200~300個くらい売れ残っているんだよ。これは由々しき事態だろ?、サヨリちゃん。軽く恐怖すら覚えたよ。『これ、どうすんの?。』ってね。でもね、普段からお買い物でお世話になっているスーパーなのだから売上協力してあげないとね。って思ったんだ。しかも、店内のお客の数は5人以下って危機的状況。」

「で、買って帰った恵方巻きがコレですか?。」

「そう、食べちゃったけど恵方巻き。」

「食べちゃったかぁ~、恵方巻き。」

「恵方巻き、食べちゃった。」

「何で写真撮らなかったの?、お父さん。事務局だったら撮影可能だったでしょう?、半額恵方巻き。」

「その理由は二つあるんだよ、サヨリちゃん。ひとつは記事に書くつもりが1ミリも無かった事。今時、スーパーの恵方巻きの記事の需要なんて無いだろうからね。ところが、恵方巻きの売れ残り問題が巷を賑わせていたので、こっちもそうなってたって書いておこうかなって思って。この場合の巷ってのは、当然の事ながらネットの話だよ。テレビはスポンサー問題があるから全局スルーだと思うよ。」

「世の中の全員が恵方巻きを食べるワケではありませんからね。日本人全員がクリスマスにケーキを食べるワケでは無いように。そんな2018年に売れ残った恵方巻きはどうなるのでしょう?。」

「当然のように廃棄処分になるのだろうね、サヨリちゃん。たった一本の恵方巻きで救える命だってあるかも知れないのにね。食べ物は粗末にしてはいけないよね。」

「だったら、家畜のエサにするという手だってありますよ。」

「サヨリちゃんは猫なのに、なまら恐ろしい発想をするね。そういうの、お父さんは反対だな。どこのコンビニとは言わないけれど、売れ残ったお弁当を自社が経営する農場で家畜のエサにするって話題になっていたよね。僕はそのニュースを見て以来、そのコンビニのお弁当は買わない事にしたよ。」

「何か問題でもあるのでしょうか?、お父さん。」

「狂牛病の原因は牛に牛を食べさせたからなんだよ。動物は共食いをすると、食べた方の体内に『プリオン』って物質が出来るんだって。それが狂牛病の原因となるのだけれど、お弁当の中には牛、豚、鶏のお肉がどれかは入っているじゃない?。それを飼料にするって結構怖かったりするんだよね。恵方巻きにお肉は入っていないのだけれど、出汁とかってレベルで考えると怖かったりもするよね。ちなみにプリオンというのウィルじゃなくってタンパク質だから、インフルエンザのように感染はしないよ。食べなければ大丈夫だよ。」

「それは怖いですね。お父さんが狂牛病になったら、ボクのご飯のお世話は誰がしてくれるのでしょうか?。ホントに恐ろしい話です。ところで、恵方巻きの写真を撮影しなかった、もうひとつの理由はにゃんでしょう?。」

「美味しくなかったから。恵方巻きのクオリティが低すぎたから。いつもの海鮮巻の方が数段美味しくって、値段も安かったよ。」

「あちゃ~。それは、お気の毒さま。」

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