2016年11月14日はスーパームーンの夜。全国的にお天気には恵まれませんでしたが、皆さんの地域では普段の満月より巨大に見えるお月さまは見えましたでしょうか?。いつものスーパームーンと違って、2016年のスーパームーンは68年ぶりの最接近という事でウルトラスーパームーンとテレビでもネットでも呼ばれていました。一説によれば、月の光のパワーは金運アップにもなるという事で月に向かってお財布を振るとお金持ちになれるとかなれないとか。
さて、宇宙の神秘を身近に感じることが出来るスーパームーン現象ですが、月が地球に近づくという事は、それだけ月の引力も大きくなるという事です。一部ではスーパームーンがトリガーとなって巨大地震を引き起こすと囁かれています。というのも、スーパームーン現象の後二ヶ月ほどの間に世界中で巨大地震が発生しているパターンがあるからです。東日本大震災もスーパームーンの8日前に発生しました。
それに加えてニュージーランドで昨夜発生したマグニチュード7.8クラスの巨大地震。ニュージーランドと日本とは1万キロ以上離れているため、ニュージーランドの地震が日本に影響を及ぼすとは考えにくいがニュージーランドで地震があれば日本でも地震が起きるパターンも多いため、スーパームーン現象と合わせて不安を感じる人々も多いようです。
私もそんな一人で、今後2ヶ月の間は地震に対する警戒心を持って過ごそうと考えています。巨大地震に対する対策も必要で、
- 家族の安全確保
- 水と食料の備蓄
- 避難所の確認
などなど考える事は多々あります。そして我が家の猫様(以下、サヨリちゃん)を安全かつ迅速に避難させる事も考えなければなりません。南海トラフ巨大地震などが現実に日本を襲うとは思いたくもありませんが、これも何かの機会ですので愛猫を地震から守るための避難計画を考えてみようと思います。
巨大地震が来た時のペット避難計画
避難所ではペット不可が現実
緊急事態発生時、人命ファーストなのは当然です。どれだけ可愛がっているペットと言えども人命の方が重要視される事は否定出来ません。多くの人が避難して生活する避難所生活の中にペットを連れ込む事は不可能に近いと思われます。東日本大震災でも熊本地震でも、ペットが居ることで避難所生活を断念した人々も多かったのです。幸いにも熊本地震では、竜之介動物病院がペット連れの被災者へ自らの病院を開放し多くの人々が救われました。それでも現実問題としてペットと暮らせる避難所は圧倒的に少なかったのです。
インターネットを調べてみると、私の地元である香川県でのペット同行避難可能な避難所が一箇所でもある自治体は3自治体のみなのだそうです。(リビングたかまつ:特集 地震、台風、家事・・・もしもの時 ペットを守れますか? 2016/09/01 掲載より)
という事は、サヨリちゃんを連れて避難できる場所は無いと承知して災害時の立ち回りを考える必要があるでしょう。
ゲージとリードと首輪は必須
津波などで自分でさえ生命の維持が困難だと判断する場面以外で猫を離す行為は危険です。猫は大きな音や揺れなどを感じると建物などの隅っこに隠れて動かなくなってしまいます。臆病な動物なので空腹よりも恐怖の方が勝る事もあるでしょう。逃げ遅れたり餓死してしまう危険性が高いでしょう。従って猫が逃げ出してしまわないようにゲージ(猫を入れるキャリーバッグも含む)とリード(紐)は確実に準備する事をおすすめします。
避難する場合、キャリーバックはリュックタイプのものが移動しやすく便利です。しかし、震災時には長期生活が予想されますので避難用のキャリーバックは一時的なものと思い、落ち着いたら大きいゲージを視野に入れて想定する必要があるでしょう。
リードは長めのものを用意したほうが良いと思います。というのも、猫は犬とは違って人間にずっと寄り添ってはくれません。ある程度の距離をおける長さが無ければストレスで病気になる可能性も否めません。ちなみに、私は猫用のリードに小型犬用のリードを繋いで普段のお散歩で使用しています。もしものために首輪やリードに慣れさせる事も重要ですね。
猫の首輪に鈴のパターンには賛否両論あるようですが、鈴の音で存在が確認できるメリットがあるのでサヨリちゃんの首輪には鈴が付いています。事実、この鈴の音で何度も助けてもらった経験もありました。首輪にはネームが入っていれば良いと思います。私は、それが出来ていないので早急に首輪に所在の分かるプレートか何かを準備しようと思っています。
メチャクチャ高くて買えないけど・・・
Amazonでリュックタイプのキャリーバックを探していて「凄い」って思っったキャリーバック。何が凄いって、バックの横側がビヨ~ンと伸びてゲージになるところが画期的。
「コレ、いいじゃん。コレで良いじゃん!。」
そう思ったのも束の間・・・お値段が48,600円でした。すごく欲しいキャリーですが、とても、とても、とても手が出ませんでした。ご予算に余裕のある方はご検討してみては?。
さっきのは予算が全然足りないので諦めましたが、こっちのカプセル型リュックは6,000千円以下という実用的なお値段。中に入った姿も可愛いだろうしとても気に入りました。問題は以下の一文。
- サイズ:幅32*奥行26*タテ42cm リュック本体重さ:約2㎏ 推奨体重:~6kg ※ペットの体格をお確かめ下さい
なんかね・・・うちの子大きすぎる気がしてならんのですわぁ~。Amazonレビューの写真の猫ちゃんを見ても明らかにサヨリちゃんより小さいサイズだったし。なんか、困ったなぁ~。
キャットフードは分散して
災害時には被災者の食事が最優先。
これは当たり前の事ですし理解も出来ます。という事は、サヨリちゃんのご飯が無いという状況は避けて通れません。特にこの子の場合、食事に制限が掛かっているのであるものを食べさせれば良いというものでもありません。そこで私は複数箇所にキャットフードを分散して備蓄しています。サヨリちゃんの場合、2キロのキャットフードで一ヶ月間の食事が持ちます。ですから、2キロずつ3箇所に分散してキャットフードを備蓄しています。一箇所でも無事ならば、一ヶ月間の食事の確保が出来ますから安心です。
今からでも準備すべきものは?
実際にどのような生活になるのか脳内でシミュレートしてみて最小限必要な準備を考えて見た結果、避難用として必要な道具としては、
- ケータイ・スマホ
- ラジオ
- ソーラー充電器
- 長靴・安全靴
- 防寒具
- 雨具
- タオル
- 刃物(カッター・ハサミなど)
- 食料
- 水
などが必要でしょう。個人的な考えですが安全靴は必修です。足を怪我してしまっては、それこそ大変な事になってしまいます。守るべきは足。特に釘やガラスなどが散乱している場所が多い筈なので足の裏には特に気を配る必要性があるでしょう。
あれやこれやと思い浮かびますが、頭に浮かぶ全てを持ち運ぶことは不可能です。可能な限り場所を分散して準備するのが安全かつ効率的だと思います。猫用としては、
- リュックタイプのキャリーバック
- キャットフード
- 水
- 愛情
でしょうか?。震災時に両手が荷物で塞がってしまうのは不便ですし危険です。なので、全てを背負えるリュックタイプの避難用具があれば便利だと思います。
ニュージーランドの地震に加えてウルトラスーパームーン、そしてネットの反応....。少し気になる事もあったので、自分に言い聞かせる意味も含めて記事にしてみました。
何にも無いとは思うけど、
何かあったらみんなで力合わそなぁ~。
という事で今夜は寝ます。
おやすみなさ~い…ネムイ(´・ωゞ) pic.twitter.com/BLbz0HquUk— サヨリちゃん (@kijitora_sayori) November 13, 2016
こんな事を昨晩ツイートしましたが、色々準備してもやっぱり人。
「何かあったらみんなで力合わそなぁ~。」
リアルもネットも、やっぱり日頃の付き合いが重要かと。
特にペット飼ってる者同士はペットの為にも力を合わせないと、後々行き詰まる場面が多々出そうなのでよろしくお願いします(笑)。
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