わが家の猫さま(以下、サヨリちゃん)は律儀なお子さんで、私が帰宅すると足音もなくお出迎えしてくれます。
ただ、家族はみんな寝ちゃっているので家の中は真っ暗の事も多く、忍者のように気配を殺して近づいてくるサヨリちゃんには危険がいっぱい。
もっとも危険な存在は他ならぬ私なのです(^_^;)。
足元すりすり、しっぽギャー!!!
みなさんご存知のとおり、猫は暗闇でもしっかりとモノを見ることが出来ます。ですが、モノ(私)の方は暗がりの中を勘を頼りに歩いています。そんなモノ(私)に息を潜めてそ~っと近づくとどうなるでしょうか?。
はい、長いしっぽを踏んづけてしまいます。足の裏に感じるゴリっとした感覚と同時に、
「ヴァっ!!!」
という悲鳴にも似た声。私はその声でサヨリちゃんの存在を認識。暗がりの中、手探りでサヨリちゃんを抱き上げて、
「ごめんね、ごめんね。」
と謝りながらも、
「でもね、毎度毎度しっぽを踏まれるキミもアレだと思うわけだ。その点はどうかな?。」
と自分を擁護してしまうのも人間の浅ましい一面が成せるワザなのでしょう。
そんな事はお構いなしにゴロゴロと喉を鳴らせながら私の胸から肩の上へ自力で移動。肩の上から周りを見渡すのがサヨリちゃんのお気に入り。今度は踏んづけられたしっぽで私の顔をはたきながら暫くの間ご満悦。
しっぽを踏みつけられる事は猫にとって結構痛いと思うのですが、何度しっぽを踏みつけられてもこの行動パターンは全く変わらないのが不思議です。
暗がりでのオヤジ登りは夏でも同じ。今の寒い冬を越えて春、夏、秋、そして冬…。このサイクルはこの先もずっと続くのでしょう。そして、そうであって欲しいものです(笑)。
追記
この記事を投稿してからすぐさまTwitterを通じて猫のしっぽを踏まない方法を伝授して頂きました。
家ではすり足が家訓です^_^
私には目からウロコのご指導ありがとうございました。これからは帰宅後はすり足で家の中を歩きますね(笑)。
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