猫のキャリーバッグを1年間使った本音

「Amazonで購入した「SIMPS ペット キャリーバッグ 猫 犬 ポータブルバッグ ウサギ キャリーボックス (L, デニム風)」を使用してから一年が経過しました。年齢を積み重ねると、時間の経過を早く感じるとは申しますが、半世紀も生きているともはや他人事でも無く、気がつけば１年という時の流れに恐怖すら感じてしまう今日この頃。猫好きの皆さん、如何お過ごしでしょうか？。愛猫サヨリちゃんは、今日も元気です。」

「誰と話しているの？、お父さん。iPadに向かっての独り言って、そろそろ来るべき症状が出始めましたか？、更年期。」

「そんなんじゃねーよ、サヨリちゃん。去年、サヨリちゃんとバスに乗るためだけに買ったキャリーバッグの話だよ。かれこれ１年使ったら文句のひとつも書いてやろうかと思ってね。」

「ボクのバッグって１年も使っていたのですね。じゃ、新しいの買ってよ。今度はリュックタイプがいいですにゃ！。」

「やだ。」

そもそも猫のキャリーバッグは必要だったのか？

「お父さん、そもそもボクにキャリーバッグなんて必要だったの？。」

「バスや電車に乗る時には必要だよね、サヨリちゃん。お店とかにお出かけするニャン♪ショットでは、このバッグは大活躍だったよ。」

「自転車に乗る時は、別にバッグが無くっても前カゴに座っていますよ。急に飛び出したりもしませんし。」

「そう思うだろ？、サヨリちゃん。やっぱ、猫だな。フッフッフ。雨の日はどうするの？。お父さんは、完全装備だから一滴も雨に濡れないのだけれど、猫って水が嫌いだよね。」

「にゃー。」

「冬の寒さはどうするの？。北風ピープー寒いでしょ？。この写真は真夏の漁港だけれど、真冬の漁港だったら寒いよね？。」

「にゃー。」

「夏の陽射しはどうするの？。めちゃ暑いと思うよ、サヨリちゃん。そもそも、キミの毛色は熱を吸収するたタイプだからね。日陰が欲しいでしょ？。」

「にゃー。」

「知らない人が、ドンドン集まって来たらどうするの？。頭撫でられまくりだよ。」

「それは別に構いませんが、何か？。」

「少しは構えよ。総合的に考えると、キャリーバッグを買って良かったと思うよ。最初は大きな心配事があったけどね。」

猫はキャリーバッグに入らない？

「お父さんの心配事って何ですか？。」

「最初は嫌がったじゃない。キャリーバッグに入らなかったじゃない？。ダンボールにはガンガン入っていくのに、キャリーバッグが可哀想なくらい入らなかったよね。」

「それはですね、お父さん。臭かったんですよ、バッグの中が。それと、キャリーでちゅーるが効きましたね。人間で言うところの、お風呂で晩酌的な感覚でしょうか？。」

「そうなんだ。臭かったんだ、サヨリちゃん。それは気付かなくて悪い事をしたね。でもまぁ、バッグに慣れるのに1週間くらいだったかな？。気がつけば、自分でバッグの中で寝ているからね。」

「そうですよ、お父さん。夏の間は暑いからなのか、忙しいからなのかは知りませんけれど。ボクを連れてお出かけする回数が激減したので、無言の講義の意味も含まれています。」

「夏場はね、暑いの。世間も事務局の中も。それとお父さんも忙しかったの。朝ね、いざお仕事って意気込みでサヨリちゃんを見たら、いざお出掛けって意気込みでバッグの中でスタンバってる顔を見て、気合いが一気に抜けていたよ。腹たつくらい可愛かったわ。」

キャリーバッグの耐久性は？

「ボクの話はそれくらいにして、キャリーバッグの話ですけれど、お父さん。このバッグは壊れませんねー。このままでは、新しいのを買ってもらえません。」

「壊れないけど、サヨリちゃん。最初はカッチリ箱型だったのだけれど、今はフニャフニャになってしまったよ。お父さんとしては、こっちの方が使い勝手が良いけどね〜。」

「自転車のカゴよりもバッグが少し大きかったですからね。今はフニャ〜っと収まりが良いですよね。」

「そうそう。もうひと回りサイズダウンしても、サヨリちゃんは入れそうだから。今度は小さいサイズのバッグにするよ。このキャリーが壊れたらね。」

「だったら新しいのは買えませんよ、お父さん。このバックは、ちょちょやそちょで壊れないです！。」

「そっかぁ、壊れないかぁ〜。残念だけれど、サヨリちゃん。新しいバッグはまだまだ先の話のようだね。」

「結局、気に入っているんでしょ？。素直にそう言えば良いのに。文句のひとつも言ってあげなさいよ。」

「壊れない！。なので新しいのが買えない！。」

「それ、文句にゃの？。」

追記 キャリーバッグを使ってまる2年

今尚 キャリーバッグは健在で、サヨリちゃんの日々の移動に重宝している存在です。サヨリが入ってもう２年なのだけれど、全く壊れる気配すら感じさせません。

キャリーバッグには大きな変化が見られませんが、中身のサヨリには大きな変化が。

というのも、最近は僕のリュックの中で待機し始めるという有り様。どんだけ外へ出掛けたいのか？。腹を割って話し合いたいくらいです。

推定年齢とは言うものの、１０歳を超えた老猫なので、これくらい元気でいてくれた方が安心ですよね（笑）。

『キジとら』は昭和感満載の雑記ブログです。ノスタルジックな言い回しが多数出現しますが暖かい目で見守って頂ければ幸いです。無駄に記事数だけは多いので暇つぶしには最適ですよ、たぶん…（笑）