「お父さん、行くでしょ?。」
「どこへ?。」
「行くんでしょ?、夜散歩!。セーターも着たでしょ?、ご飯も食べたでしょ?、お水も飲みました。残されたのは、お散歩だけです。」
「分かった、分かった。懸垂してからね。」
「早くして下さいよ。」
猫はセーターを着たままで散歩が可能だった
「ハロウィンセーターを着て、すでに3時間ほど経過したのだけれど、嫌がる気配を見せないね。正直、お父さんは驚いています。」
「ボクも最初は嫌な感じでしたが、何かね、大丈夫みたいです。」
「でもね、お父さんはお散歩に出るのは少し不安ですよ。」
「何で?。」
「それやるからさぁ~、ゴロンゴロン。」
「これはボクにとって、儀式のようなものですから。ゴロンゴロンは外せません。」
「Naru姐さんが見たら、ちょいと不味い感じがするんだけど・・・やっちゃった。」
「ゴロンゴロンが終わったら、自動車を見るのですよ。大きなバスが通りましたよ、ヤッホー!。」
「サヨリちゃんは、自動車が好きだよね。特にバスとトラックが好きだよね。今は少なくなっちゃったのだけれど、暴走族のバイクも好きだよね。めっちゃ睨んでるよね。お父さんは、ヒヤヒヤしながら見守っているよ。電車はあんなに嫌がるのにね。お父さんのは、何が違うのかわからないよ。」
「電車は音が煩いから怖いんですよ。静かに走ってくれたら、そうでも無いと思います。」
「ことでんのリニアモーターカーの登場を待つしか無いね。」
「そうですにゃ。」
「陸橋に到着ですよ、サヨリちゃん。最近、サヨリちゃんが歩いてくれないから、抱っこしているのだけれど、キミ・・・重いのだけれど、太った?。階段が辛いです。」
「そんな事はありませんよ。太ったなんて人聞きの悪い。そもそも、お父さんは筋トレ中の身ですよね?。トレーナーであるボクがウエイトとなって鍛えてあげているのです。そんな親心も分からないのですか?。もしかして、馬鹿ですか?。」
「分かった、分かった。ありがとうね、サヨリちゃん。でも、少しは歩いてよ。歩くのはアナタの為だから。ちょっとだけ、歩こうね。」
「一応、座りました。微妙に2、3歩、歩きました。もう、良いですよね。お父さん、抱っこ。」
「いやいや、もう少し歩いてよ、100歩くらいは歩かないとね。帰り道は抱っこタイムですから。」
「何だか今日のお父さん、感じ悪いですね。ビチクソ野郎め!。抱っこ!。」
「めっちゃ睨んでいるけど、サヨリちゃん。少しは運動しておかないと、事務局へ帰ってからエキサイトするでしょ?。外でしっかりストレス解消して下さい。抱っこは帰りにね。」
「しゃぁ~ねぇ~なぁ。ほれ、行くぞっ!。にゃんこビーーーーム!!!。」
「うわぁ~ハロウィン仕様。」
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