もうすぐ春になりますね。この季節になると思い出す話があります。
「うちの猫に赤ちゃんが出来ました。お宅のニャンちゃんがお父さんじゃないですか?」。
というご近所さんからの相談。
その当時、わが家の猫さま(以下、サヨリちゃん)は家と外とを自由に歩き回っていた頃。そして、そちらの猫ちゃんと仲睦まじい姿が多数目撃されていた頃。これは由々しき事態ですニャ!。
サヨリちゃん危機一髪!
サヨリちゃんの隠し子問題。
そんな問題を知ってか知らずか少しオドオド…。
でも安心して下さい。
うちの子、にゃんたまございませんから(笑)。
お父さんよりもお姐さん側の猫ですから。
きちんとサヨリちゃんの恥かしい部分を確認していただいて大問題には発展しませんでした。きっと、
「どうしたニャ。彼氏に振られたのかニャ?。だったらオレと付き合わない。ふぐりは無いけど、キミの力にはなれるかも知れないニャ~!。」
なんて猫ちゃんの相談を受けつつ、さり気なく口説いていたのかも知れません。
これからの季節、オス猫とメス猫が出逢えば新しい命が育まれる可能性は非常に高いです。近隣トラブルの原因にもなりますし、新しい命が不幸にさらされる原因ともなりかねません。新しい命を一生みられる甲斐性が無い方、去勢や避妊をしていない愛猫は、家の中でさかりの時期は我慢してもらうようにしましょう。
猫が発情する時期は一般的に2~4月と6~8月の年に2回。前後1ヶ月程度の差がありますので、1月~9月の間は外出禁止となります。猫の放し飼いは、妊娠のトラブルの他に
- 交通事故
- 猫同士の喧嘩
- 人間からのいじめ
- 保健所に保護される
- 病気の感染
- 危険なものを食べてしまう
- ノミ問題
様々な問題を抱えています。データによると、飼い猫の平均寿命は10年を越えます。逆に野良猫の平均寿命は3年。それだけ野外は猫に対する危険性が高いのです。これらの理由から猫は完全室内飼いをオススメします。
でもね、よくよく考えてみるとあちらさんの猫ちゃん。いつでも妊娠オッケーな状態で外をウロウロしていたわけで。それって、スラム街を金髪美女が裸で歩いているようなもの。それはそれは如何なものかと(^_^;)。
とにもかくにも、ご近所問題にはくれぐれもお気をつけ下さい。
ちなみにサヨリちゃんが完全室内飼いへと踏み切ったのは、
- 大きな感染症を患った事
- 喧嘩して顔を怪我した事
- ノミを大量に飼っていた事
この3つが大きな要因です。どれもこれも、猫にはありがちな事。一度、外の世界の蜜の味を知ってしまうと、知恵や度胸が付いてしまって後々面倒です。そうなると、猫なのに散歩が必要になってしまいます。なので、最初から室内で飼うことに決めて置いたほうが後が楽ですよ(笑)。
【広告】今日の欲望