「あの~、…まだ来ないの…アレ♡」
アレ♡はアレでもあっちのアレで、若い時は翌日来ていた筋肉痛。新聞屋か牛乳屋くらいの正確さで来てくれた。でも今は、待てど暮らせど来てくれない。アレだ…物忘れも激しいのだけれど、筋肉痛も大切な何かを忘れちまったのかな?。
かれこれ4日ほど、僕は筋肉痛を待っているのじゃが…。
筋肉痛、歳を取ると遅れて来るのはマジホント
なんかなー
筋肉痛に年齢はカンケー無いってブログを多々見るのだけれど、いったいお前ら幾つだよ?。ホントに分かって書いてんのかよ。30や40で年齢の話持ち出すってどーよ。20代で「もう歳だから…」って言うなよ。
こっち来てみ、こっちの世界覗いてみ。そりゃ大変だぞ、毎日。息してんのかどーかも怪しく感じてるんだよ。「今日何食べたい?」って聞かれても、食べたいものが思いつかなくなるんだよ。夜中の2時になるとトイレで目が覚めるんだぞ。そんな経験あんのかよ。だから、筋肉痛は遅れて来るんだよ。
年を取るとはそういう事だ。
コロナで訛った体で現場へ出てみた
コロナ禍、コロナ禍、コロナ禍で、もうね、仕事が止まる止まる。
仕事が止まるのも困るけど、止まった仕事に別の仕事が重なるから大変だ。どんだけブッキングるつもりだよ。でも、経営者には死活問題。だって、仕事は止まるが銀行は待ってくれない。半沢直樹じゃないけれど、晴れの日に傘を渡して雨の日に傘を取り上げるのが銀行屋だから。
手持ちの仕事をさっさと終わらせて集金したいのも御もっとも。
2月、3月、4月の間、コロナのせいで仕事がストップ。その間、もっぱらネットに活躍の場を移してアレコレやって来たのだけれど、予想よりも早く緊急事態宣言が解除で大丈夫か?日本。いや、高松。
運動不足に若干の不安もあったのだけれど、行って来たよ建築現場。今回は足場仕事がメインだった。
そうなると、明後日あたり…足腰に来るよね、筋肉痛。
翌日、若い衆が筋肉痛
久々の現場仕事だったのだけれど、思っていたよりも体が動いた。いわゆるアラフィフの最後の方なので、無理は禁物と体調には気を配っての作業。コロナの件もあるのだから、慎重に行動しないとえらい目にあってしまう。
翌朝、30代の若い衆が筋肉痛を訴えた。
若いなぁ~。おっさんにはまだ来てないよ、筋肉痛。明日か明後日あたりだろうな。そう思いながら二日目終了。そうそう、仕事の内容は木造住宅の染み抜きのお仕事。アレだ…古民家ってあるでしょ。もう古いから木部が真っ黒。それを水洗いして魔法の薬品を塗ると白くなる。それは不思議なくらい白くなる。その魔法を柱とか壁とか梁とかに掛ける仕事の助っ人外人。
アレだ、クロマティとかシピンみたいな感じ…知らんか…。
翌々日、若い衆の元気なし
初日から三日目、若い衆から元気が消えた。
僕はというと筋肉痛なんて起きやしない。普通に元気だけれど少し疲れたふりで一日を過ごす。真面目だけじゃ生きていけない。老人力も使わないと世間なんて渡れやしない。それでも、足場を上がったり下がったり。もうね、足場は大人のジャングルジム。
足腰も胸筋も割と使っているのに全然痛くならない。
もしかして、筋肉痛無くてイケるかも?。でも、これまでそんな事無かったし。そう思いながら4日目もすんなりと終わった。現場はこれで終了で、翌日からは事務作業で一日を終えた。
夕方、銭湯に行こうかとも思ったのだけれど、筋肉痛も起こらないし、体は全然元気だし。でっかい湯船に浸かる理由も見つからないし、愛猫サヨリが待っているので真っすぐ帰った。
筋肉痛が出たのは…5日後
コロナ明けの現場初日から5日後の朝。
太ももの裏と背中に痛みを感じた。「あれ?、何やったっけ?。昨日は事務仕事だし、そんな運動してないし。」もうね、すっかり忘れてる。現場の事なんて記憶の何処にも残ってねぇ。記憶の中で痛みの原因を探すだけ。
筋肉痛の原因が発覚したのは昼ご飯を食べていた頃。どんだけ時間差。でも50代はそうーいうのが日常で、
「お前も歳やな~、あっはっは~」
と場が盛り上がるのもお約束。医学的にとかスポーツ科学かしらんけど。一般のじじいを襲う筋肉痛は忘れた頃にやって来るものなのだ。
まぁ、生きてりゃじきに分かる日が来るって。
それまでにしっかり鍛えときなさいな( ´∀` )
Related Posts