「サヨリちゃん、面倒な話になったよ。」
「どうしたのですか?お父さん。」
「どうしたも、こうしたもって、今日のサヨリちゃんは、ウルトラマンみたいだね。目が光ってるよ。」
「これは、お父さんが抱っこひもの中にボクを入れて撮った写真じゃないですか。距離が短いとか、手が短いとか、ブツブツ文句を言いながら撮影した写真です。それで、いったい、どうしたのですか?。新たなトラブルですか?。少しワクワクです。」
「そんなんじゃないのだけれど、フリマみたいなのにOIDENYAIのおばちゃんが出店すると言い出してね。それはそれで勝手にやってもらえば良いのだけれど、そこへサヨリちゃんに来て欲しいんだって。」
「良いですよ、ボクは別に。それなりのナニをナニしていただけるのなら、日本中どこでも出向きますよ。全てはナニ次第です。」
「それがノーギャラでって…。」
「おばちゃん、世の中が全然分かっていませんね。『ナニは命よりも重い』のです。世の中で一番大切なものが理解出来ていませんね。ボクは福沢ファーストです。で、丁重にお断りしてくれたのでしょ?、お父さん。」
「受けても無いし、断っても無い。」
「どうしたのですか?。お父さんは即答が売りなのに、保留したって事ですか?。決断できないお父さんですか?。どうなんですか!、ナニ知事!。」
「いやね、取りあえず口頭で聞いた情報は概ねガセネタだったのだけれど、それは、おばちゃんのお約束みたいな事なので、僕も気にはしていないのだけれど、カントリーフェスタってのは本当にやってるみたい。あしたさぬきで実行委員会のブロクを発見したよ。」
「そのフェスティバルいつやるんですか。」
「来年の3月エントリーで6月にやるみたい。あぁ、それとフェスタね。」
「6月ですか?、。それって、地獄ですよね、地獄。暑いですよ。換毛期だし。体毛抜けまくりだし。」
「だな。それが問題・・・だな。暑いもんな。」
「そこで何をするのですか?。マフラーなんて巻きませんよ。暑いから。」
「サヨリちゃんの握手会。」
「AKBかよ!。塩対応すっぞ!。結婚宣言すっぞ!。握手券の値段を決めないと!。」
「まぁまぁ、落ち着いて。それに相手がいないと、結婚宣言は永遠に出来ないぞ。」
「ところで、噂によるとサヨリちゃんって有名なの?。」
「知りませんよ。ボクの心はお父さんだけです。」
「はははははははははは…(二人で)。」
「オードリーかよ!。」
「何か、そんな感じになって来てる感じなんだなぁ~、サヨリちゃん。風が吹いてるんだよね。サヨリ旋風到来ですな。台風3号ですな。」
「なんか、今回の都民ファーストの会みたいですね。勢いだけしか感じませんが、大丈夫ですか、お父さん。このプランには中身はありますか?。」
「でね、キジとらとしても損な話じゃないかも知れないと思うのです。アクセスも順調に上がりだしたし、勢いを消したくもないんだよね。だからどうだろう、一応参加という事で手打ちにしないか?。」
「カントリーフェスタ参加の件は、来年の話なので、今決める必要はありませんね。それよりも何よりも、OIDENYAIさんの商品アイテム数では土俵にも上がれませんよ。」
「だな。」
「デス。」
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