蒸し器でポテトサラダがチョロかった

蒸し器でポテトサラダがチョロかった
ぐるめ・試食

───ポテトサラダに幸せシール。

半額シールに伸びた手を引っ込める。

だってそうでしょう?、いつも買って後悔するコレじゃない感。それをいつも忘れてしまっている。値段に釣られるな、心臓を揺らすな、コレじゃない。ひと通り、各スーパーのポテトサラダを試した結果がそれだった。

幸せシールに釣られてしまう。半額シールで買ってしまう。欠如している学習能力。間一髪で踏み止まった自分を誉める。けれど、一度入ったスイッチは止まらない。

───僕の胃袋がポテサラを食べたいと泣きわめく。

男は上半身と下半身とは別の生き物。そう言われるけれど、中半身からの主張が止められない。そう、僕はポテトサラダに目が無い人だった。買うべきか、買わざるべきか、自問自答を繰り返す。

───整いました!。

愛猫サヨリの刺身と共に、じゃがいも、マヨネーズ、玉ねぎ、カニかま、キュウリ、玉子をレジカゴに放り込み、僕はそそくさと店を出た。

ポテサラ、作ります!。

お芋さん×お芋さん

ジャガイモに火を通す。それを潰してマヨネーズと混ぜ合わせる。塩・コショウで味を調えるのが一般的なポテサラレシピだけれど、子供の頃から舌に馴染んだキユーピーマヨネーズだけで十分味が整うので入れない。ベースはこれで出来上がり。

───ポテサラつったらキュウリでしょ?。

キュウリの花言葉は、洒落。どういうわけか、ポテサラにキュウリが無いと、クリープを入れないコーヒーなんて…そんな気分になってしまう。あの青臭さにはマヨの味がとても合う。

さらに、刻み玉ねぎ、ゆで卵、カニかま、そして冷蔵庫に転がっていた腐れ掛けのキャベツを混ぜ合わせよう。心の準備が出来上がる、帰り道での妄想だった。

───火を通そう、蒸し器で。

蒸し器の中のサツマイモ

常連様は先刻ご承知、僕はお芋さんダイエット中の身である。お芋さんを蒸すついてにおジャガさんも蒸してしまおう。ついでにゆで卵も作ってしまおう。あとは生。

サラダだから生で良い。

───サツマイモの蒸し時間は40分。

それが僕の蒸し器の限界値。

ジャガイモだって普通に蒸せるでしょ?。ダメなら水を足せば良いだけだ。楽勝、楽勝。そんなぶらり散歩気分で、Wお芋さんを蒸し始める。玉子の投入は30分経過後だ。

───待ってる間にサヨリさん。

豊後くろしお鰤(刺身)を見つめる猫

先程からお待ちかね。愛猫サヨリのディナーが始まる。老猫で要介護な子だけれど、昨年末から食が太くなった。元気モリモリ食欲旺盛である。

お前さん、ホントは自分で食べらるだろ?。アーンしなくてもイケるだろ?。サヨリの口元に刺身を運びながら膨らむ疑念。疑惑の食事を終わらせた後、日課のブラッシングを始める。毎日の事だけれど、ブラッシング中は実に不機嫌な顔である。そうこうしていると30分が過ぎた。

───蒸し器に玉子を2個投入。

ジャガイモを潰し、マヨネーズを混ぜ合わせ、キュウリ、玉ねぎ、カニかま、キャベツを適当に切り、丹念にかき混ぜる。半分の量から満足サイズで3日分。

───チョロいな。

蒸し器でポテトサラダ

香りや舌触り、甘み、酸味、渋み、天童よしみ。味はキユーピーマヨネーズが整えてくれる。幼少期から慣れ親しんだ味は信用に値する。キユーピーで失敗などあり得ない。

───これ、絶対美味いやつ。

出来立てのポテサラはシャキシャキでジャキジャキだ。マヨの味と野菜の歯応え。タマネギの花言葉は、不死。新玉ねぎの甘さと辛さと歯応えに、全身の血液がサラサラになる気がするのも不思議です。

───おめでとう、リピ確です。

ウィンナー、ハム、ベーコン入れたい。入れたいけれど、歳も歳だからそこは我慢。残る材料に加えるならブロッコリーで完璧かな?。

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