AbemaTVで放送されていた「ナショジオアワー 世界最強の殺し屋 レディ・キラー(Documentaryチャンネル)」の中で、ライオンのオスは子ライオンを殺すと紹介されていた。
ライオンの群れには2頭ほどのオスライオンがメスと共に共同生活を営んでいるが、別のオスライオンにメス共々群れが乗っ取られた場合、自分の遺伝子を残すべく、子ライオンを殺してしまうのだそうだ。子ライオンの死亡する4分の1がオスライオンによる殺害だそうだ。
ライオンの子殺し
「自然は厳しいですね、お父さん。」
「ホントに厳しいと思うよ、サヨリちゃん。」
「どうして、子どもを殺したりするのでしょう?、ボクには理解不能です。」
「猫だって、子殺しの本能を持っているよ。」
「ボクも野良猫になったら、そうなるのでしょうか?。そうなるのかどうかは分からないのだけれど、キミはオスとしてのナニが無いからね。その本能が残っているのどうかに疑問が残るね。」
「これから先、ボクが女の子(猫)と出会う可能性もありませんし、子猫と出くわす可能性も低いですから、ボクが心配する事もありませんね。」
「そうだよ。取り越し苦労だよ。」
「飛んだ取り越し苦労ですね。にゃ、にゃ、にゃ。」
「真面目な話。自然界など極限の環境で生きて行くとなれば、全ての生物は、自分の遺伝子を残すために同じ行動に出るのだと思うよ。」
「ニャ?。」
「それが自然の摂理というものです。」
追記 ライオンは群れのボスが替わると、元のボスの子供は皆殺しにされる
こちらはトリビアの泉からのお話。
ネコ科の動物は個々で生活する。
それは、家猫もトラもチーターでも同じなのだけれど、ライオンは一匹のオスを中心とした群れを成して生活をしている。群れの中心であるオスが入れ替わった場合、子供がいるとメスが発情しない。
その為、新しくボスとなったオスライオンは、全ての子ライオンを殺してしまう。己の種の保存とは言え、悲しくも残酷な本能がライオンには宿っているのだ。
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