猫のお腹のたるみには「ルーズスキン」という名前が付いていま~す

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猫のお腹のタルタルはルーズスキン
猫の雑学

かろやかで、しなやかで、したたかで、小悪魔。いつまでも見ていられる存在。そう、猫です。猫の魅力を一言で言い表すことは出来ません。生物としてのステージが違いすぎるのです。小さな頭、尖がった耳、大きな瞳、クリームパンのような手、長いしっぽ…そして柴咲コウをも魅了させた広背筋。肩甲骨は天使の羽。ビューティフル、グレイト、パーフェクト。どんな言葉も猫の前では霞んでしまうのも不思議です。

そんな猫のボディの中でひとつだけ気になる部位が存在します。皆さんは気になりませんか?。気づいてるけれど目を瞑っていませんか?。猫のお腹のぶよぶよ。猫の一日は寝てばかり。堕落した生活のツケがお腹のたるみ?。お父さんと同じじゃん!。実はこの部位には名前があります。「プライモーディアル ポーチ 」とか「ルーズスキン」。そうなんだよ、そこだけがルーズなんだよ。ルーズスキンのお陰で始まった愛猫サヨリの妊娠疑惑事件も遠い昔のお話。

ルーズスキンの役割

マックの紙袋とルーズスキン
マクドナルドの二代目 満月チーズ月見が今夜の差し入れより引用

神は一日目に天と地をつくり昼と夜を作られた。二日目には空を。三日目には大地を。四日目には太陽と月。五日目には魚と鳥。六日目には人間を。七日目にお休みになられ。そして、八日目に猫を…。壮大な思い違いさせるほどに魅力的なニャンコ。なのに…お腹はプヨプヨ…。猫のお腹のたるみには大切な役目があります。ルーズスキンは弱肉強食を生き抜く進化の産物。ライオン、トラ、チーター、ヒョウ…ネコ科の動物達に与えられたエボリューション。その大きな役割は2つ。ひとつは狩りの為、もうひとつは防御の為。

ルーズスキンは瞬発力に欠かせない

歩く猫
庵治と純愛ロードと城岬公園(しろばなこうえん)にて 2017

平均時速48キロ、ジャンプ力は体高の約5倍。俊敏にして俊足にして華麗な小さきハンター。猫の身体能力は皆さんもご存じでしょう。本気の彼らに襲われたら人間はたちどころに駆逐されます。その秘密は瞬発性と柔軟性。体を大きく反らしたり曲げることで生み出されるスピード。体の可動域を上げるために猫のお腹のルーズスキンはたるたるに進化したと考えられます。驚くべきことに猫の皮は全体的にたるたるなのです。僕もそれは薄々感じていました。サヨリさんのどこ引っ張っても伸びるもん。

敵から内臓を守るルーズスキン

無防備な猫
瀬戸内の砂浜を歩く猫の写真18枚より引用

サバンナに暮らすチーターも、マレーシアの熱帯雨林のトラも、ヒマラヤ山脈のユキヒョウも、そして街で生きる野良猫たちも。場所は違えど常に外敵に狙われる存在。大自然の中では百獣の王ライオンでさえも弱肉強食の掟からは逃れられません。四足動物の弱点は腹部。獰猛なトラも腹に嚙みつかれたらひとたまりもありません。内臓の損傷は死を意味します。分厚くタルタルの腹皮、ルーズスキンがある事で内臓への致命傷から免れる可能性が高まるのです。

地球上の生物は環境の変化や外部的要因により進化を遂げて来ました。外的から身を守る必要性が無くなった猫は今後どのような進化を遂げるのでしょうか。より人間と良好な関係を築ける方向で進化すれば良いですね。そう考えると新型コロナの脅威の中。もしかしたら、夜な夜なビール片手にお父さんたちも進化を遂げようとしているのかも知れません(笑)。

ちなみにGoogle画像検索で「loose skin」では人間のブヨブヨお腹の写真が。「primordial pouch」ではニャンコのお腹のタルタル写真が表示されます。従って英語圏ではprimordial pouchの方が一般的な猫のブヨブヨキーワードだと思われます。いずれにせよ、猫のぶよぶよが人間を癒してくれるのは紛れもない事実です。

お父ちゃん
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謎のお姉さん
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サヨリさん
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