猫ブームの陰で、こんな事にはなりはしまいかと心配していた事が現実化しました。
東京都は21日、猫とふれあいながら飲食できる猫カフェの運営会社「ねこのて」(東京都墨田区)に対し、動物愛護法に基づき、1か月間の業務停止を命じた。
livedooe NEWS「猫カフェ「ねこのて」初の業務停止命令、猫が多すぎると指摘」より引用
あり得ニャイ!30平方メートルの店内に62匹の猫
処分を受けた猫カフェ「ねこのて」では、約30平方メートルの敷地に一時期とはいえ62匹もの猫がいたのだそうです。さらに、その7割が何らかの病気にかかっていたそうです。もう、無茶苦茶です。心ある利用者の指摘から今回の事件が発覚しました。さらに驚くべきは、行政の指導により62匹居た猫の数が10匹まで減ったそうです。それはそれで良いのですが、腑に落ちない疑問点が残ります。
- 50匹の猫はどうなったの?。
- 削減された猫の行方を明確に書類として提出させるくらいの義務を背負わせるべきじゃないの?。
色々と考えるだけで、個人的に嫌な気分になる事件でした。
覚えといて!猫は意外と出費を伴う動物です

猫1匹を飼うだけでも様々な問題が発生します。わが家の猫様の場合でも例外ではありませんでした。過去に20万円以上もの医療費を費やした経験があるのです。日用品、おもちゃ、キャットフード、そして医療費。この際ですからはっきりと書きます。
猫は意外とお金が掛かります。
どれだけメディアが猫を飼いやすい動物だと報じたとしても、時として膨大なお金が必要となる場合もあります。それは、決して避けて通れない道なのです。猫も人間と同様、命ある生き物だという事を忘れてはいけません。多くの猫カフェオーナーは、猫好きからスタートしてカフェをオープンされていると思います。それだけに、カフェで働く猫たちを大切に扱っている事でしょう。そして、それが当然の姿なのです。
業務停止後の猫が心配
本当の猫好きは、二度とその猫カフェに足を運ぶ事は無いでしょう。では今後、猫カフェの猫たちはどうなるのでしょうか?。利用価値の無くなった猫たちに、最悪のシナリオが待っていないとも言い切れません。
時すでに遅し!猫カフェなんて儲かりません
今が猫ブームとは言え、ブームはあくまでもブーム。いつかは衰退してしまいます。猫を使えば儲かる。そんな安易な気持ちで猫カフェの営業をお考えの方は思い止まって下さい。ブームを巻き起こしたプロのお笑い芸人ですら、その人気は1年も持たないのです。
- もしかしだけど~♪
- ダメよ~、ダメダメ
- ラッスンゴレライ
最近テレビで見ましたか?全てのメディアは次のブームを模索しているのです。ネコノミクスバブルも夏まで持つかどうか。それが現実です。これらの理由から、
今からではすでに遅いです。
猫カフェも普通のカフェも初期投資費用は変わりません。猫の食費、健康管理費などの経費を考えれば、よほどの才覚がなければ黒字にはなりません。安易に、猫ブームにあやかって猫カフェで一儲け。そう、お考えの方がいらっやったら思い止まって下さい。にわか猫好きの意識は、すぐに次のブームに持っていかれます。
- 伝書バトブーム
- ウーパールーパーブーム
- タガメブーム
- クワガタブーム
- チワワブーム
それ、今ってブームですか?。そもそも、そんなブームなんて記憶の彼方じゃないですか?。過去の歴史がそれを証明しています。猫ブームが過ぎ去った後、あなたに残るのは膨大な借金だけなのですから。そして、それはそのままブリーダーにも当てはまるのですよ。
命を粗末に扱った代償は、そのまま自分に跳ね返って来ます。猫ブームにあやかって、何かを始めようとされているすべての方々。それだけは理解しておいて欲しいです。

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