なめんなよ!2015年のネコノミクス効果は2兆3162億円

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猫の雑学

ネコノミクス効果は2兆3162億円

空前の猫ブームが広がる中、猫がもたらす経済効果は、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」になぞらえ、「ネコノミクス」と呼ばれるようになっている。関西大学の宮本勝浩名誉教授(理論経済学)が今(2016年)春行った初の試算によれば、2015年のネコノミクスは年間計2兆3162億円にも達する。2020年の東京五輪がもたらす経済効果より大きく、侮れない効果といえそうだ。

Yahoo!ニュース「猫の経済効果ネコノミクス 「テーマパーク」もびっくりの金額だった」より引用

恐るべし!ネコノミクス

なんか凄い事になってますねぇ~、ネコノミクス効果。アベノミクス効果は政治主導で行われた経済政策ですが、超自然現象的にふっと湧いたネコノミクス効果は税金ゼロで成果を上げているのだから驚きです。その額、1年で2兆円越えって・・・。

ネコノミクス効果パターン1

  1. 猫が好きになった
  2. だから猫が欲しくなった
  3. 猫を飼い始めた
  4. 餌やおトイレなどが必要
  5. お買い物

ネコノミクス効果パターン2

  1. 猫駅長がニュースで話題
  2. 猫駅長が見たい!
  3. 観光を兼ねて会いに行く
  4. 観光出費

ネコノミクスパターン3

  1. 話題の猫写真集発売!
  2. 書店・Amazonで購入

このように純粋な動機から始まる猫ブームによって巻き起こる経済効果は大歓迎。こんな良い事はありませんよね。しかし、光もあれば影もあります。

  1. 女の子にモテたい!
  2. そうだ、猫を飼おう
  3. ナンパ失敗
  4. 猫、飽きた・・・・。
  5. 捨てる?!

動機は不純でも、猫を飼い始めて良き飼い主さんになられる方が多いの確かです。しかし、目的が達成できず、せっかく家族になった猫を捨ててしまう輩も確率的に増加します。先日の猫カフェ事件のように、目先の金に目が眩むような経営者やブリーダーもゼロではありません。

華やかな経済効果の裏には、明日、殺処分されるかも知れない猫たちの存在も知るべきです。空前の猫ブームは、あくまでもブームでしかありません。ブームは永遠に続かないのです。猫ブームが過ぎ去った後、猫たちに何が残るのでしょう。優しい飼い主さんが残る事を祈るばかりです。

メディアは広告収入を得るのが仕事です。猫ブームに乗っかって、スポンサーが喜ぶ番組を作るのは間違いではありません。だったら、猫ブームの話題に加えて、殺処分の問題も率先的に放送すべきです。

幸い、これも猫ブームの恩恵なのでしょう。猫の殺処分頭数が減少を見せています。殺処分ゼロを実現させた自治体もあります。このまま猫も犬も殺処分ゼロの道を歩んで頂けるよう願うばかりです。

猫ブームが過ぎ去っても。

今、アナタの隣にチョコンと座る猫ちゃんの最後だけは看取ってあげて下さい。不幸な赤ちゃんが産まれないように何らかの対策をして下さい。全ての飼い主さんがそうするだけで殺処分の問題は大きく一変します。

参考まとめ:直接効果と波及効果

猫が及ぼす経済効果は直接効果と波及効果との2つに大別される。

2015年の直接効果は1兆1072億円余り

直接効果はベットとして猫を飼う際、必要となるキャットフード、猫砂、ペット保険、消臭スプレー、ノミ取り剤。また、猫駅長など猫を目当てに観光地に訪れる観光客から見込まれる観光収益。さらに、猫本や猫写真集、DVDなどを指す。

波及効果は、直接効果により生じる経済効果の事を指す。例えば、キャットフードが大量に売れれば、キャットフードを入れるビニール袋の売り上げも上がるいった構図だ。

2015年のネコノミクスの総額2兆3162億円と直接効果1兆1072億円余りとを考えれば、波及効果も相当な額に昇る。

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