わが家の猫さま(以下、サヨリちゃん)はトイレを二つ所有している。家にあるのはゴージャスな大きなトイレ。一説によると、猫のトイレのサイズは猫の1.5倍の広さが必要なのだとか。
家にあるトイレはそれ以上の広さを有している。これがサヨリトイレ1号(以下、1号トイレ)。一方、キジとら事務局に設置されているサヨリトイレ2号(以下、2号トイレ)はコンパクトサイズ。私の事を猫飼いのレジェンドっぽく壮大な勘違いをされている読者も中にはいるが、私の猫歴は恐ろしく短くて大体1年とチョット。ビギナー中のビギナーなわけ。だから2号トイレを買った時の猫歴は数ヶ月というひよっこ状態でした。キジとらを始めた理由の半分。それは、猫の特性のお勉強の為でもあったのです(笑)。なので、サヨリちゃんのトイレトレーニングだって記事にしてますもん。
そんな感じだから猫のトイレに最適なサイズがあるなんて思ってもみなかった。正直なところ、安ければ何でも良かったというのが本音。その証拠にサヨリちゃんの2号トイレは小さいよ。ペットショップのバーゲンとかで買ったものだから値段も安かった。でもね、トイレはトイレ。トイレの形も猫の顔型で可愛かったし、色んな意味で自分の中ではご納得のお買い物。
でもね、今思えば2号トイレって子猫サイズじゃね?。ってか、猫のトイレに子猫サイズって無いんじゃね?。とか、900円って子猫用?。など腑に落ちない点が多々あったのも2号トイレなのです。そんな2号トイレを巧みに使いこなし、大きいのも小さいのもやって退けちゃうサヨリちゃん。よく出来たニャンコだと我が猫ながら思います(笑)。
朝のトイレ攻防戦!
2017年2月のある朝の話。
トイレをしたいサヨリちゃんとトイレの掃除をしたい私とのバトルが勃発。猫のトイレタイムと私のお掃除タイムがバッティングする緊急事態が発生したからだ。戦場となった2号トイレは猫砂を使用。なので掃除の方法は、おしっこで固まった砂とウ○コを穴の空いたスコップですくってビニールに入れるだけ。作業時間は、お湯を注いたどん兵衛の待ち時間よりも遥かに短い。
よって、掃除を完了させたい私も一歩も引く事は無い。逆に引く意味が分からない。サヨリちゃんもトイレに入れないワケが理解出来ないようで、穴の空いたスコップを避けながら猫砂の上で放水準備に取り掛かる。もうね、鏡の法則の悪い方が発動されているわけです。
私は大切な約束があったので、1秒たりとも猫を待っている時間などありません。一方、用を足したくて待ちきれない猫との着地点は半分個。小さな2号トイレの半分を使ってサヨリちゃんは放水開始。シャーっという音を聞きながら、お父さんは半分側のトイレを掃除。欲求を満足させたサヨリちゃんは、トイレの終わりの儀式始めようとするものの、お父さんの完全なるブロックによって阻止される結果に。しぶしぶ、爪とぎで憂さ晴らしするサヨリちゃん。
トイレの掃除も終わり、事務局をサヨリちゃんに任せてしばしの外出。事務局にお客さんを連れて戻って来ると、玄関に設置しているトイレの砂の大半がかき出されていたのは言うまでもない。想定はしていたけれど、やっぱりやるのね。猫は必ず報復処置を取って来るので注意が必要です(^_^;)。
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