もうすぐ梅雨。
梅雨になると部屋に干すよね、洗濯物。洗濯物を部屋の中に干してしまうよね、雨だから。でもそれ、猫の体調不良の原因になるって事、知ってますか?。
かつて、アロマテラピーでお香を炊いていたOLの話。OLが飼っていた猫が、アロマの香りが原因で体調不良を起こしたというニュース。割とネットでも話題になったのだけれど、洗濯洗剤の中に含まれる化学香料もペットの健康を脅かす原因になります。
この春、新しい子猫を家族に招き入れたみなさんは特にお気を付けください。体が小さい分だけ香料の悪影響も大きいと思われます。
人間には平気。ユリ、スイトピー、ラベンダー…むしろ大好きな花でさえ、猫の命を奪いかねない植物は存在ます。よろしければ猫に有害な植物や食べ物の一覧ページをご覧ください。
香りの害と書いて「香害」
洗剤などに含まれる香料が起こす健康被害を総じて「香害(こうがい)」と呼ばれていて、2018年頃のTwitter上での猫の被害報告で問題になりました。
香害(こうがい、かおりがい、英: fragrance pollution)とは、香水や、合成洗剤・柔軟剤・入浴剤・防虫剤・化粧品・芳香剤などに含まれる合成香料に起因し、頭痛やアレルギーなどの症状が誘発される、化学物質過敏症を生じる。 香りの感じ方には個人差が大きい。
Wikipedia「香害」より引用
時は猫ブーム幕開けの頃。
僕も猫の香料問題をTwitter(@kijitora_sayori)で知りました。愛猫のTwitterをしていなければ全く気付かなかったの問題かも知れません。そもそも、洗濯洗剤の香料がペットに悪さをするなんて…正直そこは盲点だったし、大企業が開発した商品だから普通に信用しますって。ちょうど香りを売りにした洗濯洗剤のテレビCMがガンガン放送されていた頃のだったし。でも、あまりにタイムラインで洗濯ツイートを見るものだから、
「人間の赤ちゃんとか大丈夫?」
そっちまで考えてしまいました。調べてみると、人工的に作られた香料が引き金になり、人間の喘息を誘発する恐れもあるそうです。それは大人にも影響を及ぼすようですので、赤ちゃん、大人関係無く注意が必要です。
また、猫を飼っていると日常的に見られる光景ですが、猫は畳んだ洗濯物の上で寝る習性があります。どういうわけか、猫は干したての衣類の上を好む生き物です。なので、外で干した洗濯物にも注意が必要でしょう。
出来れば無香料の洗剤をおススメします。
耳が痛い話ですが、タバコの煙も香害に含まれるそうです。喫煙家の皆様もタバコを吸うときは香害を意識しないといけない時代になったようです…僕を含めて。
という事で、バック・トゥ・ザ・フューチャー(未来への回帰)
梅雨入りのシーズンを迎えるタイミング。
それに加えて、この記事が溺死寸前だったのでリライトで延命措置をしています。ブログ記事の延命には、文字数増やしが一番の薬。なので、僕の洗濯洗剤の昔話を付け加えました。今から35年も昔のお話になりますが、お付き合い頂ければ幸いです。
この記事を書いたのは2018年の1月。今は2020年。本来なら東京オリンピックでお祭りムードが高まる頃です。2年前には想像すらしなかったのだけれど、世界は新型コロナで危機的状況。ワクチンすら開発段階で先行き不透明。僕らの出来る事は3密を避ける事だけ。
そしてサヨリさんも後期高齢猫に、時は待ってくれない。
そんな世の中で、猫の健康をテレビで放送する枠なんて無くって、そもそも、洗濯洗剤はスポンサー企業の主力商品。テレビ局も香害関連を放送する気もサラサラ無い感じ。もうね、それだけで気が滅入るので現実逃避で過去の時代にエスケープします。
ちょうど、今週の金曜ロードSHOW!から「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作を3週連続放送するので、初公開された1985年にタイムスリップしてみましょう。
1985年はこんな事がありました。
芸能界ではマッチと明菜が人気を博し、スケバン刑事では斉藤由貴がヨーヨーをぶん投げていました。アニメでは、機動戦士ガンダムはZ(ゼータ)で、不朽の名作「タッチ」がアニメ化された年です。
そして、1985年はバブル経済幕開けの年だった。
洗濯場バブル事件
雨でジトジト気持ちが悪い日々が続く梅雨。
そして起こる大問題、それが洗濯物。乾かないんだよねー、靴下。カビが出そうなんだよねー柄パン。独身時代、部屋の中で洗濯物を干したらクセーったらありゃしない。カビの臭いを肌で感じた18の梅雨、毎日が発情期。
ビデオもテレビも洗濯乾燥機も高価で買えない。
そもそも電気代がもったいない。
だったら風呂に干せって?。
共同風呂だからそれも無理。
でも頑張って、洗濯洗剤だけはブルーダイヤを使ってた。ん?知らんかな?。知らんのかな、ブルーダイヤ?。30cm×60cmくらいのデッカイ箱に入ってた洗濯洗剤。テレビで見ない日は無かった洗濯洗剤。
もうね、お中元・お歳暮の第一候補だったんだ。消耗品だから貰って喜ばれるし、お値段もお手頃価格で、サイズも大きな洗濯洗剤は大人気だった。年に何回も洗濯洗剤が親戚の間で行き来してたと思う。
「輝く白で~すぅ~♪ブルーダーイヤぁ~♪」
ってコマーシャルのアレ。アタリ箱には金・銀・パールが入ってた。
「当たったらどうしよう…俺、男だから使い道無いし…」
そんな当たっても困るというギャンブル要素が満載だった。でも、一度も実物を見た事無いし、誰かが当たったって話も聞いた事も無い。それでも、一度だけ当ててみたくて毎回買ってたブルーダイヤ。それは、縁日のくじと同じシステムだった気がする。だから今なら絶対に買わない。同様にチョコボールの金のエンジェルと銀のエンジェルも当たった試しが無い。
当時の僕は、寮住まいで共同の洗濯機を使っていたのだけれど、アレだ…洗剤って沢山入れたら綺麗になるんでしょ?、洗剤なんだから、入れた方が良いよね、洗剤。初めてだし。男ならやってみなって言うし。
だから若さに任せて、ドバーーーーーっと、ブルーダイヤを洗濯槽の中に放り込んだ。買って来たばかりのブルーダイヤは沢山あったから、足りなければ入れ足せば良い話。わんぱくでもいい、逞しく育って欲しいだ。
メモリを回して部屋に戻ってハイスクール奇面組。奇面組が終わったら、すすぎ洗いして、洗濯物干したらひょうきん族みよ、やっぱり猫が好きはパス。土曜の夜はこれからで、ゴールデン洋画劇場見たらねるとん紅鯨団も見ないと。この頃の10代の楽しみなんてテレビくらいのものだら、不要不急の外出は自粛してた。逆に不要不急の外出しろと言われた方が困ったくらいだ。
部屋に戻ってテレビの前に転がっていると、
「なんじゃこりゃ~!!!!」
寮の先輩がジーパン刑事になってた。あまりの絶叫に先輩殉職の危機だと、洗濯場に駆け付ける僕の気持ちはロッキー刑事。先輩、何っすか?。奇面組見てんですけど、殉職っすか?。うるさいっす!。
でも、ひとめで理解しました。僕が悪いんですよね、僕が…。洗濯場は修羅場になってて泡だらけ。
あ~…。僕の洗濯機がソープで見えない。後にも先にも洗濯洗剤で泡喰った話はコレだけなのだけれど、あとで先輩の部屋で正座でお説教されたのは言うまでも無い
いろんな意味で、僕の1985年はバブルの年だった。
梅雨の部屋干しの他、お盆のお供え花(ユリやラベンダー)にも要注意
話は2020年に戻ります。
僕の中で、猫はちびっこハンターで、本気モードの戦闘力はフリーザ様くらい高くて、ぎゅっと抱きしめていたい存在なのだけれど、その反面、虚弱体質なのも事実。玉ねぎ食べたら死んでしまうし、ユリの花粉やラベンダーの香りでも死に至る。とかく植物に弱い生物がネコなのです。
おじいちゃんが大切にしていた猫。初盆のあとで、後を追うように死んじゃった…。おじいちゃんが連れて行ったのかな…?。
たぶんそれ、お仏壇に飾られた花のせいかも知れません。それが分かったのは最近の事で、その情報が広まったのは更にその後。知らない人が割と多いお話だったのです。
なので、猫を飼っているお家でお仏壇にお花を生ける時、そんな事もあるのだと心の片隅に置いてくれれば幸いです。とくにユリ科の植物には要注意。鬼百合に至っては絶対アウト。
でもね、僕の母親もそうなのだけれど、お年寄りはそんなの関係ねぇー人が多いので…まぁ、そこが面倒なところではありますが…。
庭にユリ植えてはるし…。
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