腕時計“J-AXIS”のアラームの止め方

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腕時計
ライフハック
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“ピピッ、ピピッ”

 うっせーわ! てか、何が鳴ってる、アレクサか? おらんけど。

 数分おきの謎の音。僕の静寂に何てことをするんだ!アラーム音。その音に、僕は軽く苛立ちを覚えはじめる。でも、その音の主がわからない。

“ピピッ、ピピッ”

 五回目のアラーム正体が判明した。発信源はホムセンで買った腕時計。“J-AXIS”からであった。

 結論から書こう。

 アラームの止め方は、ボディ側面部に配置された“右下ボタン”を押しながら“右上ボタン”を押すことで解消される。

 ちなみに時報の止め方は、“右下ボタン”を押しながら“左下ボタン”を押すことで解消される。

 誰にでも出来る簡単な操作だけれど、そんなやり方覚えちゃいない。はぁ? 説明書? 買ったその日にゴミ箱へと消えました。それは、アナタも同じでしょ?

 つまりこれは、深夜のアラームと格闘した僕の覚え書きである。勝手に鳴り始めた理由なんかは知らんけど。

 最近では腕時計も見なくなったね。

 ポケベルと携帯電話の普及により、腕時計をする者の姿が減った。スマホの普及は、その傾向を一気に加速させ、みんなの憧れであった腕時計の姿は、静かに滅亡の道を歩み始めて、今日もサヨリは元気です(笑)

 それは僕も同じであった。

 時間を知るなら携帯電話で十分である。がしかし、スマホを使いはじめて事情が変わる。日常的な汚れ仕事に加えての畑仕事。

 僕の手はいつだって、土や油にまみれてドロドロだ。汚れた指でおニューのスマホを汚したくない。そんな気にもなる。そんな折、ホムセンで“J-AXIS”と出会ってしまう。全ては偶然の重なりで決まってしまう。運命とはそんなものだ。

 腕時計とは何なのか?

 それは時刻を知ることである。今の時刻を知る道具。それ以上でも、それ以下でもない。

 だから、学生やホワイトカラーならスマホで十分。お金持ちには己を誇示する魔法のアイテム。これは凄いよ、女の子が優しくなるもの。ロレナニガシなんて見たことないけど……。

 羨ましいったら、ありゃしない(汗)

 時代を遡って昭和のころ。腕時計は高級品であった。腕時計の所持を認められるのは中学生以上から。都会では知らんけど、田舎ではそうであった。ダンボールで作った時計や日時計が関の山である。

 当時の小学生が今の時間を知る方法。それは、通りすがりの大人に聞くことである。友達に“スネ夫”がいなけりゃ、やっぱそうなる(笑)

「ねぇねぇ、今、何時?」

 こどものそれは当たり前で、条件反射で大人は答えるのが常識だ。ため口だとて普通に答える大人しか僕は知らない。

 知らない人について行ってはいけない。どうやら、大人の中には“人さらい”がいるらしい。オカンに口を酸っぱくして教育された。けれど、知らない人に時間を聞く。それに全く抵抗がなかった。

「ねぇねぇ、今、何時?」

 少し眉をひそめながらも、左腕の袖を引っ張り腕時計を見る。その仕草が格好良くみえた。ザ・オトナな感じであった。これを覚えているアナタ、そりゃ、もう、お友達です。サザンな兄ちゃんは、そうね、だいたいねぇ〜、つーて教えてくれた。

 70年代の終わりは、そんなのどかな時代であった。

 止まらぬアラーム。その止め方を調べながら、過去の記憶がよみがえる。腕時計の設定を終えると、時刻は丑三つ時の手前であった。

 勝手に鳴りはじめたアラームに、勝手に理由を付け足した。きっとそれは、早く寝て……そんな、心配性の誰かさんからのメッセージであるのだと(笑)

コメント

  1. 夜中に勝手に鳴りはじめるアラーム? 「ねぇねぇ、早く寝て」確かに、そんな気がしてしまう。ちゃんと睡眠とらなくちゃね(笑)健康第一ですよ。

    • ですよねぇ〜
      お肌にも悪いし(汗)

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