4月半ばを過ぎてから、ようやく葉が出たさつまいも

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さつまいもの葉が出た
自家菜園
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 同僚ワーちゃんのファインプレイで芽が出たさつまいもをゲットした。その種芋を畑に移動させたのは、2023年4月6日(木)の事である。でもやっぱり、芋畑の未来は不透明。近所の苗屋さんに芋蔓の入荷予定日を確認したほどの自信の無さである。もうね、過去の失敗がトラウマなのだ。だから心のダメージは最小限に抑えたい。

 捕らぬ狸の皮算用にならぬよう、ぬか喜びにならぬよう、芋蔓が採れればラッキーな程度に、心の期待値をグッと抑えて種芋を仕込んだ。でもね、ブログですもの見た目だけでも変わった事を。猫砂の空袋は売るほど持ってる。だから、サヨリの猫砂の空袋に芋を植えた。うん、見た目だけは可愛いのな。この中に芋が入っているとは、誰も夢にも思うまいて(笑)。

――今日は葉っぱは出たかいな?。

 畑に来る度に猫砂袋の確認をするのだけれど、いつまで経っても変化無し。ガッカリの3乗ほどの失望感に、今日もサヨリは元気です。そうこうしている間に砂袋の確認をする事も無くなった。トマト、きゅうり、ナス、ズッキーニ……、確認すべき事は沢山あるのだ。可能性にばかり賭けてもいられない春であった。

――引っ張りますますよぉ~、嵐の日の出来事を(笑)。

 雷鳴轟く嵐の直前であった。5分先は土砂降りであった。畑で遭難した日の出来事であった。念のためにと猫砂の中を覗いてみると、緑の何かが目に飛び込んだ、まさか……雑草?。違和感というより期待感。それは、小さいながらも昨年、散々、見た記憶のある葉の形。はじめまして、こんにちは(笑)。夢にまで見た、小さな、小さな、さつまいもの葉っぱとのご対面にほくそ笑む。この夏はこの葉で勝負出来るだろう。昨年、6月の半ばに植えつけた芋蔓は30本程度。順調に育てば昨年の植えつけ時期に十分間に合う。いいぞ、いいぞ、もっとやれ!。

 さつまいもは、玉ねぎの後作として考えていたのだから、まさことももえの収穫時期との相性も良い。少し気になるのは、玉ねぎの畝間に植えたクリムソンクローバー(赤詰草)である。この子は、玉ねぎのコンパニオンプランツの代表格で、僕は受け狙いもあって当然のように種を撒いた。こちらも順調に成長し、今では花を咲かせている。それは、友人が楽しみにしていた赤い花でもあった。撮影すると、エッヘンな出来映えであった。

――玉ねぎに関しては自信が付いた。

 問題は次である。玉ねぎの後作にさつまいも。それは多分問題なくイケるであろう。問題なのはエッヘンな方のクリムソンクローバーである。さつまいもは痩せた土地を好むという。その畝間に緑肥を植えたのだから、気にしない方がどうかしている。やらかした?、やらかしてない?。その判断は不明だけれど、さつまいもと相性の良い肥料食い野菜を探して植え付けするか、畝間を畝にして作付け面積を広げて栽培するか、当初の計画通りに事を運ぶか。この3つの案で検討中である。

――畑とは、足元に広がる詰め将棋。

 あれこれと策を練るのが自家栽培の醍醐味なのだろう。失敗したとて誰も不幸にならないし、成功したなら僕の身近な人に新鮮な野菜をあげられる。どちらに転んでも記事ネタになり、野菜知識の経験値も得られる。そして、さつまいもに関して漠然とだけれど、不思議と成功イメージしか浮かばない。取りあえずさつまいもに葉が着いたという事で、その日は喜んで笑って置くことにした。

――で、いつになったら、僕、帰れる?。

 雷雲、豪雨、ブルーシートの屋根の下。1時間以上も畑の中で遭難していると、色々な事が考えられるものである。この夏は、こんな日と何度か遭遇するのであろう。それもまた楽しである、嫌いじゃない(笑)。

コメント

  1. からいも、良かったですね(笑)それから多分まだ、やらかしてないと思います。確か、玉ねぎやニンニクのコンパニオンプランツとしてのクリムソンクローバーは害虫対策で、緑肥として使うには、種が出来る前(花が終わる前位までには)刈り取って畑にすきこむ。その後、作付けは3週間以上は開ける。雑草のように生えてこないように、絶対に畑に種をこぼさない、種まで畑にすきこまない。もし、種を採取したいなら花をそのまま残して、その後、頃合いと様子を見て穂先をしごくような感じで、花殻みたいな感じのを茎から抜く。上手く抜けない場合は、まだ種が未熟で完全では無いから、もう少し置く。畑での種の採取は知らない間に畑に落ちてしまいがち。注意。花は切り花にしてもキレイ。僕のおぼろげな記憶です。もし記憶違いとか、間違えていたら、ごめんなさい。

    • 追記。いとこは野菜を育てないで休ませている畝等に緑肥を植えていました。緑肥と草マルチ用と畑を裸にしない為の3つの目的だとか。土壌の為に育てて、その場所にすきこむ時もあれば違う場所にすきこむ時もあったり、ひまわりを緑肥にすると後作の作物のリン酸吸収にいいとか、緑肥は土壌の状態によって目的別で色々植えてました。

      • マコトさん、こんばんは。

        研究熱心な彼女らしいですね(笑)。ちょっと僕には真似が出来ない徹底管理です(汗)。畝の上がカオスで、あートマト、あーナス、あー何だコレ?。雑草やら去年植えた何かやらが一斉に芽吹いています。本丸だけを残して草抜きしているのですが、ちょっとコレ、育ててみたいな、でもキミって誰だっけ?。そんな欲求との戦いデス。畑の理論、理屈では分かっていながらもそれが出来ない僕でした。だから去年はハラハラさせどおしだったかも知れませんね(汗)。からいも、僕も気を抜くと使ってしまいます。もちろん、讃岐では通じません(涙)。

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