ウチココ美味い!CoCo壱のトッピングだけをテイクアウト

【お知らせ】当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

ウチココ
ぐるめ・試食
この記事は約4分で読めます。

───揚げ物は、揚げたてで無くちゃ喰う意味なし。

ナチュラルで18時間ダイエット生活を余儀なく始めてから10日を越えると、スーパーの半額シールに反応しない自分がいた。コロッケ、鶏カラ、揚げちくわ。うどんに乗せたら美味いよな。その発想が全く湧かない。

───これはマズイ。

放っておいたら18時間どころか、2〜3日食べなくてもイケるほどに腹が減らない。食欲があっても我慢できてしまう。グーグーとお腹は鳴るけれど、コップ1杯の水を飲むだけで、半日くらいどうと言う事は無い。

───これはマズイ、人として非常にマズイ。

嗚呼、森羅万象が見える。胃のなかに何か入れておかなければ、シッダールタ(ヘルマン・ヘッセ)の境地に陥りそうな気分だ。「断食すること、待つこと、考えることが出来た」では些か困る。食べ過ぎは体に毒だけれど、全く食べないのも多分、毒。

───何たべる?、何が食べたい?。

自問自答のその先に熱々の唐揚げが見えた。いつもそう、いつだってそう。食べたいものに困ったら、ほっともっとのから揚げ弁当に行き着いてしまう。何度も書いた から揚げ弁当。それでは記事ネタにすらならない。食べた事のないアツアツ無いか?。あったあった。CoCo壱のウチココを思い出す。

───たぶん今の僕は、ほっともっとを欲してるわけでは無くて、熱々の揚げ物を欲しているのだ。

揚げ物は、揚げたてで無くちゃ喰う意味なし。それにウィンナーが加わるなんて最高じゃないか。そうと決まれば話は早い。僕はアツアツだけを目指してCoCo壱へ向かった。

カレーは要らない。

ウチココ トッピングセットS(561円/634kcal)

ウチココ ソーセージ

CoCo壱のポスターで、うっすら記憶していたウチココ。トッピングセットには、A、B、C、Sの4種類がある。少し前ならどれでも胃袋は受け付けてくれる自信はあった。折角だからという気持ちもあったけれど、「今日はやめてあげて」と僕の胃袋が言っている。

そんな気がしてSを注文した。

───CoCo壱なめてた。

あら豪華。Sでもカロリー高そうじゃん。

ウチココ 福神漬け

白い箱の中には、パリパリチキンと、フライドチキン(3個)と、ソーセージ(2本)がひしめき合っている。早速、CoCo壱公式サイトでカロリーを調べると634kcal。謎の福神漬けを含めてだろうか?。

想像以上に数値が低い。

───よし、イケる。

最も高カロリーなBセットでさえ1,537kcalだった。それでもイケる気が今でもしているし、多分、イケる。

純白のパンドラの箱を開けると湯気が眩しかった。それと同時に胃袋のスイッチも入る。先ずは僕大好きウィンナーから。奥歯で噛み締めると、ポキっと折れる音が香ばしい。本日、一食目の一口目。脂、油、脂身。口の中で様々な脂味が踊り狂う。コレだよ、コレ。余は満足じゃ。

ウチココ 全部

───空腹は最高のスパイスとはうまく言ったもの。

忘れかけてた感覚が蘇る。なにを食っても美味い。

次はパリパリチキン、その次にフライドチキン、元に戻ってソーセージ。その三点喰いで消化して行く。身体がライスを要求し始めたけれど、急に多くを食べると後が怖い。胃痙攣で救急車に乗った経験者としては、是が非でもそれは避けたい。だってそうでしょう?、救急車を呼ぶと後が面倒。原因が分かるまで病院から出してくれないもの。

───後で高額な請求書くれるもの。

ゆっくりと脂の味と鶏の身を味わいながら、今日、最初で最後の食事を済ませた。油酔いも胃のもたれも感じる事はなかった。だが忘れてた。男は頭で考える生き物じゃ無いんだ。そこから胃袋の逆襲が始まる。

───あ、始まった。

食欲のスイッチが入る。お菓子、プリン、メロンパン。甘いの暴れ馬が頭の中を駆け抜ける。

10日程度で糖質中毒から抜けきれなかったようだ。心が大波のように荒れる。ここで負ければリバウンドは必至である。ファミマ、ミマ、ミーマ、ファミマミマ〜♪。頭の中でファミマの入店音が高らかに鳴り響きはじめた。

───この局面、どう乗り切ってやるかな。

僕は、冷蔵庫に眠る蒸したサツマイモにそっと手を伸ばした。

ブログサークル