ひげ袋は猫のひげが生えている鼻の下の両サイドにあるぷっくりした部分の名称です。
また鼻タブやふぐふぐとも呼ばれており、ネットでは形が似ていることからギリシャ文字の「ω」が使われる事もあります。
ちなみに文字入力する場合、「ω」は「おめが(オメガ)」で変換する事で入力出来ますにゃ!。
また、英語でひげ袋は「Whisker Pad(ウィスカーパッド)」です。
ひげ袋の役割
ひげ袋の大切な役目は沢山のひげ(ウィスカー)を支える事です。
猫にとってひげの役割は重要です。平衡感覚を保ったりまわりの状態を確認するセンサーの役割も果たしています。それだけにひげの根本は神経が集中しているのでとても敏感。飼い猫だという理由だけで、迂闊にひげを触りすぎると猫の逆鱗に触れる事も珍しくありません。気をつけましょう(笑)。
さてここからは、ひげ袋に直結しているひげの話題を少し書いてみます(笑)。
猫のひげは左右12本ずつ
個体差はありますが、ひげ袋に生えている猫のひげは、左右12本ずつ合計24本あります。
猫のひげは筋肉と繋がっている
猫の鼻の横のひげに触れるとひげは動きます。それは、ひげが筋肉と繋がっているからです。
わが家の猫さま(以下、サヨリちゃん)は、ひげを軽く引っ張ると片方だけ口が広がります。
猫のひげが前を向いていたら気をつけろ!
猫のひげが前に出ている時は攻撃態勢に入ったサインなので要注意です。
猫のひげを切るとダメなの?
また昔から「猫のひげを切ると弱る」と言われています。実際にひげを切ったからと言って猫が即死する事はありません。しかし、これまであった有能なセンサーが失ったストレスは大きく、それが元で病気になったりする事もあるそうです。また、先ほと記載したとおり平衡感覚が保てなくなりフラフラする事もあり、怪我の原因となる可能性もあります。
これらの理由から、猫のひげを切っても猫は死にませんが絶対にひげを切ってはいけません。さらに、猫のひげは神経系統に直接繋がっています。従って、猫のひげを抜く行為は猫にとって非常に危険な行為です。
猫のひげは抜けます
猫のひげは猫にとって人間が考えているよりも重要な器官です。
しかし、部屋の中で太い猫のひげを発見しても心配はいりません。また自然に生えてきます。ちなみに、猫の爪も自然に抜けます。正確には剥がれる状態です。この場合、爪の内側に新しい爪が出来てから剥がれますから心配は不要です。
まとめ
猫のひげ袋からひげの話題まで広く書きましが、猫の体には不思議が沢山詰まっている事に気付かされますね。
いろんな意味でミステリアスなところも猫の魅力と言えるでしょう(笑)。
Related Posts