深夜のファミマには魔物が棲んでいる。己の中の食欲という悪魔と陳列棚の糖分という魔物。それが出会ってしまうと…誰にも止められない悲劇が起こる。前回の「女性自身」の記事で、クリームパンの件は隠そうと思っていたのだけれど、記事ネタにも資源があって、ない袖は振れないのでゲロってしまおう。ファミマでクリームパンも一緒に買いました。
クリームを味わうクリームパン128円(税込138円)

もうね、不急不要の自粛に入ってから体重の増加が止まらなくて止められない。別の意味で危機的状況なのだけれど、そんな事で危機的なんて言えるのだから日本はまだまだ平和だ。
女性自身と女性セブンに加えてクリームを味わうクリームパン。さらに牛乳1本。なんという組み合わせ、最高じゃないか。引き籠る気満々のお買い物に店員さんの動きが一瞬止まった。

クリームを味わうクリームパンのパッケージはブラック&ゴールデン。あれだ、黒に金の色使いは高級品の証。今でこそシャネルのホームページは白が基調なのだけれど、昔は黒背景に金文字だった。右へならえで、一時期、高級品を扱うページは黒に金が鉄板の配色だった。それが今、目の前に。愛猫さよりも、そのフォルムに興奮冷めやらぬご様子。
スゲーだろ?、あげないけど。

スゲーよな?。くるりとパンの裏側に目を通すと、目に飛びむカロリー335キロの文字。うんうん、これなら大丈夫。だって、メロンパンと同じくらいですもの。パン1個くらいで人間が巨大化するものですか、進撃じゃあるまいし。とか思いながら現実からの逃避行。
メロンパンだろうと、クリームパンだろうと、牛丼だろうと、弁当だろうと、深夜の300㎉オーバーは太ります。けれど、ここまで来たら止められない止まらない。
クリームパン、開けまーす!。

クリームを味わうクリームパンは、どこかで食べたパンと持った感触が似ていた。どこのだろ?、どこのだっけ…。そう記憶を遡ってみて思い出した。それは、ゲルンのクリームパンと同じ感覚。パッケージに明記されていないのだけれど、手に取るとふにゃっとした持ち味。おいおい、此奴どこまで喜ばれてくれるんだ。

パンを真ん中から割ると、こぼれ落ちそうなクリーム。これはアタリだった。138円ならアリだわ、全然アリ。ここからずっとクリーム出て来たらいいなぁ~。
牛乳にストローをブッ刺して、ストローの口を吸い込むとスーッとミルクが食道を通る。それをジッと見つめるサヨリさん。ごめんね、キミ、こんなの食べたら虹の橋を渡るから。お父ちゃんは大丈夫だけれど、キミは天昇するから。わが人生に一片の悔いアリだから。そうそう、キミには猫ののミルクを入れてあげよう。
それで御相子な、貸し借り無しな。
クリームを味わうクリームパンは異次元のしっとり感。こんな感覚どうやって出すんだろ?。きっと体に悪い何かが入っているんだよ。企業機密の白い粉が入っているんだよ。とか思いながら口に含むと、想像以上にクリームが舌の上で存在感を主張した。「モ~~~」っと、口の中で、北海道の牛が鳴いた。
あかん、もう一個食べたなるわ。
矢継ぎ早にお次のパンを口に含む。そして牛乳を流し込む。この作業が5回続いたところで完食。ごちそうさまでした。
ミルクを飲み終えたサヨリさんは、クリームパンの残骸(パッケージ)に鼻先を擦り付けながら、パンを探していたようなのだけれど、パンが終わったと察すると、何事も無かったかのように僕の膝の上でくつろぎ始めた。
膝のうえの愛猫を撫でながら思う。なんで何で夜中に喰ったんだろ?…はぁ~。人間は、こうやって肥えゆく生き物なのです。
懸垂やってこ。
次回のコンビニスイーツは「深夜の魔物!ファミマのたべる牧場スフレプリン🍮」の記事です。

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今のおすすめ記事は『ユニクロのヒートテック2021が暑い!』デス❤

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