春ですねぇ~、猫の出産ラッシュのシーズンですねぇ~。全国で沢山仔猫ちゃんが産まれている事実は、Twitterを見ていて良くわかります。猫の出産ラッシュはこの勢い、猫blogを書いている私にも、
「仔猫要らない?。」
って話が舞い込んで来るのは当然であり必然です。私は野良猫とでも目が合えば、ダメ元で猫を呼んでみたりもする人。ですから、そんなお話があっても不思議ではありません。でもね、それとこれとは話は別。
希少価値の高い三毛猫のオス
先日、数日中に仔猫が産まれるという人から、
「仔猫要らない?。」
って話が。庭で餌付けしていた野良猫のお腹が大きくなって、今週にも仔猫が産まれそうなのだとか。
建前:「無理、無理。」
本音:「ってか、無責任じゃね?。
自分だったら絶対しねぇ~し?。
何?このこじれかた?。」
丁重にお断りするものの、相手も必死です。
「産まれてくる赤やん猫、仮に三毛猫のオスだったら、どうします?。」
そんなトラップを仕掛けて来ました。
来やがりましたぁ。
いやいや、三毛猫のオスってそう簡単には生まれませんって。
まずは、その出生率についてご説明しますね(笑)。
三毛猫の雄の出生率は3千~40万分の1ですとぉ!!!
Mirrorの「Scarcey cat: Jake is Britain’s rarest moggy as a male tortoiseshell」という記事によれば、三毛猫のオスが産まれる確率は40万分の1だとか。日本の総人口は、ざっくりと1億2千万人ですから、日本人の中に男性は300人しか存在しないという計算になります。もう、なんか、アレですね。超・スーパー・ビック・鬼ハーレムですね( ´艸`)。
Mirrorが記載したこの記事は過去に「20ポンドで買った三毛猫、その後オスだと判明!」という記事として掲載しました。英語が出来る方はMirrorで、日本語オンリーな方はキジとらでご覧下さい。
そんな40万分の1と言われる三毛猫のオスの出生率。ウィキペディアでは3万分の1と記載されています。さらに、
『三毛猫 オス 確率』
この検索キーワードで調べて見ると、この件に関しての記事が多数ヒットしました。生物学のプロならいざ知らず、
「三毛猫の産まれる確率の話が、XXやらYYやらと凄いなぁ、私にはこんな記事は無理やし、そもそも理解出来ないなぁ~。」
そう、感心しながら読ませて頂きました。しかし、内容がウィキペディアのそれと酷似していたので、情報源はウィキなのだろうとも思ってました。さらに検索を進めていくと、日本獣医学会のホームページに三毛猫のオスが産まれる確率が記載されているページを発見。その情報によると、
明確な資料はありませんが,3千匹に1頭という報告やクラインフェルター症候群の確立である3万匹に1頭などと言われています。
日本獣医学会 「Q:三毛猫の雄について」より引用
上記のように明記されています。Mirrorの記事が間違っているとは言い辛いですが、日本では、日本獣医学会の方が信頼性があるので3万匹として計算しても日本国内に4千人しか男性が存在しない計算になります。3千匹としても4万人。
東京ドームの収容人数は5万5千人ですから、最も確率の高い3千分の1匹として計算すると、18.88匹。これは、仮に東京ドームでジャニーズの嵐のコンサートを行った際、超満員の観客の中に男子が18.88人しか存在しない計算になります。そう、考えれば三毛猫の希少価値は、ものすごく高いですね。
では、三毛猫のオスを購入するとすれば、果たして幾らの値が付くのでしょうか?。
もはや都市伝説?オスの三毛猫の取引額は数千万
そんな希少な三毛猫のオスは、権力者や漁師たちに縁起の良い猫としてこぞって求められた歴史があります。その考え方は、現代にも引き継がれ、一説によると三毛猫のオスは2千万円とか3千万円とかで取引されているようです。これは一種の都市伝説としてのお話。
ペットショップは血統書が付いている動物しか販売出来ません。ですから、表向きにオスの三毛猫を販売するとすれば、その価格はゼロ円。すなわちタダとなります。値段が付けられない猫ですから、裏ではどれだけの価格で取引されているのかも闇の中なのです。出来る事なら、金儲けの道具としてでは無く、近所の小学生にでも拾われて大切に育てて欲しいものです。
三毛猫のオスが産まれたら、引き取ってくれる?。
上記の事柄を踏まえて上で、改めて、
「三毛猫のオスが産まれたら、引き取ってくれる?。」
再度、里親さんになれと言われました。希少価値からして、仮に三毛猫のオスの赤ちゃんだったら、一儲け出来そうです。販売なでせずとも、ブログにアップすれば競合猫も希少です。人気が出れば、書籍化なども夢では無いでしょう。なんともワクワクするような話ですが、
「無理、無理。」
としか答えられませんでした。まぁ、三毛猫の赤ちゃんをブログに掲載するという目的というのもアリなのでしょうが、どうも私は、愛情を分割出来ないタイプ。なので、仮に三毛猫のオスでもが産まれたとしても諦めて下さいね。
まぁ、嫁も猫も一人で十分という事ですよ(笑)。
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