根切虫に注意です!
それは、X(旧ツイッター)からの神の声。その文字にギョッとして、今日もサヨリは元気です。土の中の害虫問題。それは、不耕起栽培の弱点である。でも、その可能性は十分にある。むしろ…むしろだよ、100パーセントそうだと思って違いない。とは言え、執筆作業と相まって「どないしましょか?」の状態であった。
小一時間ほど畑で汗を流すか、それとも執筆活動に専念するか。額と鼻筋の間を行ったり来たりの老眼鏡。究極の二択問題の狭間で揺らぐ恋心。悩んでいると担当さんからのゴーサイン。プロットオッケー、いただきました(笑)
よし、やろう! 太陽熱土壌消毒というやつを。
それが今、巷で流行っているらしいのだ。真夏の太陽の熱を利用しての害虫駆除。それは理に適っている。だったら、害虫、センチュウ、雑草のタネを太陽熱で一網打尽にしてやるさ。ホントか?、ウソか?、都市伝説か?。そんなの僕は知らんけど。
その解答は、九月の半ばに分かるだろう。どうせ寝かせる畝である。何もしないよりもマシなのだ。
それ、レッツらドン!
バイクを走らせ、ホムセンで透明マルチを段取りし、農協で米ぬかも調達した。起爆剤には納豆菌。ペットボトルの米研ぎ水に納豆を一粒入れる。一晩寝かせるだけであら不思議。納豆菌の水溶液が出来上がる。これを毎日のように作って、この夏は、密かに畑中にまいていたのだ。
準備が整い畑に向かう。熱中症アラートなんて知るもんけ(笑) 雑草を積んだ畝の上に米ぬかフリフリと、お次は水をジャバジャバで、仕上げはジョウロの中の納豆菌。シャバシャバまいて下準備。手早く並べた透明マルチ。最後の仕上げに隙間を土で覆えば任務完了。誰にでも出来る簡単なお仕事です(笑)
ところがどっこい、すっとこどっこい。
この夏の暑さは異常であった。畝の数は四本ある。延べ二十メートルにも満たない長さ。楽勝なはずだった。透明マルチまでは普通に出来た。問題が発生したのはスコップで隙間を埋める作業から。しばらく動くと何かがおかしい。汗が止まって、ピコン、ピコンと心のカラータイマーが赤に変わる。
このままやったらタダでは済まぬ?
そんな不安に襲われる。いつもそう、いつだってそう。吐き気は危険のバロメータ。吐き気を押して作業を続ける。すると、呼吸が荒くなる。これは絶対あかんやつ。日陰に逃げ込み麦茶を補給。冷えた麦茶を口に含むとビックリするほどの熱燗だった。
直火かよ?
わずか三十分でこのザマである。でも、これは老化じゃない。体力の減少でもない。気温と湿度の問題なのだ。その証拠に、透明マルチが沸騰してる。マルチの中は地獄級なのに違いない。おきばいやんせ~納豆菌(笑)




だけれども…だ!
ここは、人がいてもよい場所じゃない。
ダッシュで残りを片付けて、僕は畑から逃避行。やりたい事は他にもあった。けれど、ここで根性を見せる勇者たちは、こと如く熱中症で倒れるであろう。麦茶もすでに尽き果てた。
逃げるが勝ち、なのである(笑)

それにしてもサヨリさん、涼しげに今日もリクライニングチェアの上で寝てますなぁ~。そう、僕の(汗)
コメント
麦茶じゃおっつかないからー。
これは反省文です(°▽°)
何でもいいから水分入れとかないと!
そんな感じになりますよねー(^.^)
熱中症アラート出てるでしょ?それ、今でしょじゃないでしょ? それ、レッツらドンじゃないから! もうそれ熱中症の症状出ちゃってますからぁ~! 時間をみつけてやっておきたい気持ちはわかるけど、本当に危ないから気を付けて下さいね。雉虎さんのことをめちゃくちゃ心配する人がいますよ。
ほんとですね。
九月が間近だったのでナメてました。
反省です(汗)