巨大なアスパラが採れたから食べた

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巨大なアスパラが採れたから食べた
自家菜園
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 PSB(光合成細菌)の培養が終わり、イチゴも4粒収穫できてウハウハで畑の巡回をしていると、『こいつ、化け物か?』アスパラガスの畝から巨大なパラガスがニョキッとな。もうね、竹?。それくらいのデカさある。テトラポットに釣り針垂れてしばらくすると巨大なウツボが釣れたような感覚であった。

――でもこにパラガス少し前に見たことある。

 先週、サウナの中で見たパラガスと似ているのだ。何だっけ、何だっけ?。さぬきの……さぬきの……さぬきの……おはようだっけ?。出てきそうで出てこない。県民だもの『さぬきの』だけが記憶に残った。その無責任で曖昧な記憶をたどると、巨大なパラガスをオーブンで焼いて、バターとレモン汁とチーズと……そうそう、知らない女の人が料理していたのだけれど、ダイナミックで旨そうだなと思いながら見た記憶ある。

――あんなの、うちの畑じゃ採れるわけない。

 昨年埋めたアスパラガス。今年はニョキニョキを期待したのだけれど、顔を出すのは細いのばっか。素人の栽培管理である、根っこの生育が悪かったのだろう。今年も収穫抜きで様子を見ようか?。慌てる何とかは貰いが少ないとも言う。だから待つ勇気も必要なのだ。そのつもりでサッちゃんくら放って置いたアスパラガス。少し良さげな1本は、先々週、マンバを採りに来たワーちゃんにあげた。その感想を僕は未だに聞いてはいない。不味いのか?、もうあげない(笑)。

――テレビで見たビッグサイズが目の前に。

 嘘やん?。竹じゃん、竹サイズじゃん。これ、食べられるの?。さぬきの何チャラとは別物で、きっと食べたらせんべいくらい固いのだろう。そう思いつつ、脈々と好奇心がニョキっとな。ダメ元で採って帰ろ。テレビで見たような料理は出来ないけれど、バターで焼いて喰ってやる。竹だかパラガスだか分からないような、緑の物体とよつぼしイチゴを持って事務所に戻ると、今日のサヨリは激おこだった。やぁ、元気?、腹減った?。

――はい、はい、ごはんね。

 綺麗に整理清掃された事務所で愛猫のご飯を準備しながら、パラガスを焼く準備もいと楽し。バターが無かった。日常的に事務所でおさんどんしないのだから当たり前である。バターを求めてスーパーに行く。高っけーな、オイ!。こりゃ溜まらんとアレンジメニューを考える。絶対、ホットプレートの中でバターが余るに決まってる。そのバターの残りが惜しくなる。だから食パンと牛乳を買った。牛乳には幸せシールが付いていた。何だかんだでラッキーである。

――仕切り直し。

 ホットプレートを温めて、バターを入れるとデスク周り一帯が、香ばしいバターの香りに包まれる。パラガスを焼くべくホットプレートの中に入れようとすると規格外。これじゃ焼けない。

アスパラを半分に切ってバターで焼くと、案の定、プレートの中でバターが余る。その為の食パンである。食パンにバターを吸わせてそれも喰うのだ。パンを焼き始めると欲が出る。絶賛高値更新中の玉子も一緒に焼こうと思った。どう考えても結論は『旨い』である。玉子があるならやらない方がどうかしている。

 焼いたパンの上に焼いた玉子を乗せ、最上階に緑の本丸を乗せてみた。このビジュアル、スカウトマンが放って置かない。カフェで売ったらイケそうじゃないか?。採れたてイチゴと半額ミルク。それらを一緒に並べてみると、ホテルの朝食ならコーヒー付きで三千円くらい取られそうな料理が出来た。ところであのパラガスの名前、何だっけ?。

――さぬきのめざめ。

 ネットで調べてみると答え出た。テレビのアスパラはさぬきのめざめ、知らない女性は家政婦志麻さん、料理の名前は『丸ごとアスパラオーブン焼き』であった。見ていた番組は『沸騰ワード10』である。そっか、そっか、うん、知らない……。

 今は『半分アスパラプレート焼きに食パンを添えて』の試食に集中しよう。溶けた雪印バターを十分に染みこませ、焼き上げたパスコの食パンが不味い筈が無い。これだけでご飯三杯イケる。本丸のパラガスも予想に反して旨いぞ、これ。

 上部半分は柔らかく下部の半分は歯応えがあって美味である。アスパラの甘みとバターとの相性も良い。僕は日常生活でパラガスを食べる習慣は無い。皆無である。アスパラ料理は居酒屋で出てきたら食べる程度の認識であった。つまり、好きでも無ければ嫌いでも無い。その思考回路で食べても旨い。この柔らかさは採ったばかりだからなのだろう事は理解している。

――でも、もしかして。

 こんなのが何本もニョキニョキと出てきたら嬉しいな。もしかしたらまた出て来るかも?。そんな期待に満ち溢れた一品であった。アスパラガスを堪能しながら、今日の事を思い出す。師匠の奥さんとスイカが割れる話をしたのだ。僕の去年は散々だった。せっかくのスイカがバンバン割れた。それに対する奥さんからの回答が衝撃過ぎてそこですか?。その一言により、僕は大玉スイカの栽培を急遽決めた。プロ農家が語る小玉スイカが割れる現象の正体とは?。

 じゃ、また明日(笑)。

コメント

  1. 1本だけでも食べ応えがありそうですね。美味しそうだなぁ~。そういえば以前、雉虎さんはアスパラだと思ったのに、アスパラならもっと細いって言われた草。細く無いアスパラ?。もしかして?。固定概念にとらわれていない雉虎さんの方が目利きかも?ですね。。それと農家さん直伝、小玉スイカの割れる理由。スイカ好きの僕の家の冷蔵庫が小さいから、リクエストで玉スイカを作ってくれた人「本音を言えば大きい方がよかけどな。ま、小玉スイカは赤ちゃんサイズで、もぞか(かわいい)し、よかよ。観察日記の材料にもなるからな。よかよか。かまわん。かまわん。」って言ってたけど大玉よりも手間をかけさせたのかな?。今頃だけど、ごめんなさい。ありがとう…てす。

    • こんなの買ったら100円くらいするんじゃないかと思いながら頂きました。かまわん、かまわんって、あっさり小玉スイカを作っちゃうところが凄いですね。彼女の手に掛かれば大玉も小玉も変わらないでしょう。大した手間では無かったと思いますよ(笑)。

  2. 略してパラガスなのね
    立派だなぁ

    • パラガス見つけた時はギョッとしました。今年も見送ろうと思っていた矢先の大物でした(汗)。

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